ここ数日の出来事

DSC_1383ついに12月になりました。ここ数日間にいろいろなことがございました。29日はウォールのカッティング講習を開催。30日は、千葉で物販と貧乏暇なしでございます。26日には、Maile Lei & Mokihanaをお届けに上がり、大変喜んでいただけたこととか、ここのところ嬉しいことだらけでございます。

まずは、PUNAのShimamura様のビッグなお話から。このパスケースはハワイで販売されるそうです。すばらしい!すごい!ドルフィン、プルメリア、シェルの作品をお送りくださいました。彼女は、わたくしが色見本を創るためにひたすら生地をカットし続けたこともご心配くださいました。ご自分も突き指されたそうで、少し作品制作に影響があったことで、同じように心配してくださったのだと思います。
Shimamura様は、わたくしがパターンを販売し始めてから初めてのお客様であり、思った通りいや、それ以上の理想的な素晴らしいお客様でもある方です。パターンを入手する→アレンジする→ご自分の好みの材料をセレクトする→実際に縫い上げるというこのプロセスを順調にこなされており、みるみる作品のクオリティがアップしている努力家で活動家でもある方です。彼女の作品を拝見させていただくと、自由に思い通りに作品を作ることの楽しさや喜びを感じられるのでいただくご連絡を楽しみにさせていただいております。キットを渡されて、この通りに作り上げなさいということも楽しいのかもしれませんが、パターンを使って何を作るのかということを何気なくやってしまうShimamura様は想像力が豊かで、作品写真を拝見させていただくといつも「なるほどね~」と思わされるのです。そしてこれがハワイで販売されることになるなんて、本当におめでとうございます。そして、以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

MT_bag600以前より懇意にさせていただいており、エンジェルストランペットバッグのキットをご購入くださったMT様とそのご友人のKT様が、カットの講習をお受けになりたいとご連絡をくださいました。2ヶ月前ごろから準備をすすめ、ようやく場所や予定がマッチしたので、北村先生の指導の下29日に開催いたしました。講習の場に、MT様はバッグを持って来てくださいました。「大きさもデザインもとっても気に入って重宝しています。」とお話くださいましたが、そりゃそうでしょうだってこのバッグの寸法グッチのトートバッグを参考にさせてもらってるんですもの。と私たちがお伝えしましたら、「えーそうなんですか?」「そうですよ-。バッグのメーカーの寸法って、それを専門にしている人がデザインしているから、いいに決まってるじゃありませんか。だから、ブランドバッグを参考にさせていただくことって多いんですよー。」とわたくしたち。MT様は「なるほどね~」とご納得くださいました。「マチのキルティング、アレンジしたんですよ。」「はい、気づきました。エンジェルストランペットを入れてくださったんですね。とっても綺麗に出来てて、ちょうだいって言いたい気分です。」……。という作品を中心に楽しい会話をさせていただきました。MT様、作り上げてくださって本当にありがとうございます。

KT_cut_800MT様と一緒に講習にご参加くださったKT様は、この素敵な色の組み合わせで、Coconuts Treeをカットされました。青空にシルエットでココナッツの木が見えるようなイメージでとのことで選ばれた組み合わせです。さすがだ。すごい。KT様は、ここまでたくさんのハワイアンキルト作品を制作されて来ておられますが、ご自分でウォールハンギングをカットされた経験が無いとのことで、MT様に誘われる形でご参加くださいました。KT様講習自体を楽しんでいただけるかどうか心配でしたが、昨日満足感いっぱいでしたとメールでご連絡をいただけたので、ほっといたしました。中でも注目すべきメールの内容は、「まずはしつけをやらねばと思っていますが…ナント今回はしつけも楽しみなんです!!ビックリなんです(笑)自分。」(引用)
この一言にわたくしもビックリ。綺麗な作品を作るための「しつけ」については、重要な部分なので、細かくご説明申し上げます。それをご自分の作品制作にすぐに活かしていただけそうなメールの内容に、わたくしももう一安心いたしました。色についての話は、講習中に何度も何度も会話の中で登場します。結果KT様は、新商品の「7088エイティスケア色見本=理想の色見本」までご購入くださいました。講習にご参加いただきありがとうございました。しつけが終わったら見せてね。

MT_cut_800さてさて、MT様は、「Hibiscus」をかわいい色の組み合わせでカットされました。ベースは白では無く限りなく白に近い色味のある白とのオーダーでございます。KT様のものと平行して行うカット講習で、お二人が全くイメージの違うパターンと色をカットされているのを拝見して、色って面白い、パターンの違いも面白い、ハワイアンキルトって面白いと改めて思うのでございます。葉の部分をうまくカット出来るかどうか心配されていたMT様でしたが、最後は綺麗に組み合わせたハイビスカスを見てきっと自分にも出来る!と思ってくださったに違いないと信じております。彼女は「ハワイアンキルトの教科書を見ると、私もできるって思える」とも思ってくださったようで、この経験によってMT様の作品制作に新たな何かが加わるようなことがございましたら、幸せに思います。わたくし自身は、キットを買って縫うことだけでは、ハワイアンキルトのプロセスの全体を理解することは出来ないと考えております。そのためにパターンを描き、教科書を編集し、自力でカットできる力を持てば、教室を運営したり、ご自身が作品制作をする際に選択肢が広がり、質の高い作品をたくさん拝見することができると信じているのです。カットの講習は、ピロー、ウォール、ベッドと準備致しております。カットが出来れば、好きな材料で作品を作ることもできますよね。

kitamura_snowman3_600最後に実技指導を中心的に行ってくださる北村先生が、また、ピローを仕上げちゃいました。2014 New Wreath 2です。つい最近、わたくしの無理なオーダーにお答えくださり「Maile Lei & Mokihana」のウォールハンギングを作り上げてくださったばかりなので、少し疲れてるかな?なんて思っておりましたら、なんてことはない、もう新しい作品を仕上げてしまっておりました。これはシンサレートのHL160を使ってみるという実験的な内容も含まれておりますが、ピローは3日ほどで出来上がって来てしまうのではないかと、ハワイの某有名作家のことを思い浮かべてしまいます。生涯78枚のベッドカバーと3,000枚以上のピローを作ったというあの有名作家のことです。40歳を過ぎてから、ハワイアンキルトを始めたというこの有名作家にとって、1日も無駄にしてはいけないという何かがあったかな?と思うのですが、縫うのが楽しくて楽しくて、というのが一番だったのではないでしょうか?北村先生を見ていると、こういう感じだったのかな?と思うのです。
このリースは、色を間違えてカットしてしまったというので、それを活かして、クリスマスらしい色を一切使わずに全体の色を再構成し直したのですがこれでも意外にクリスマスな感じがいたします。モチーフがクリスマス的なものなら、赤+緑でなくてもいいんだなって思います。

mailelei_mokihana11 mailelei_mokihana12ところで、完成品をご購入くださった先生の元へお届けにあがった「Mailelei & Mokihana」ですが、作品の下部に、記念の刺しゅうを北村先生に最後に入れて頂きました。主宰の先生名と、最近クムフラよりハワイアンネームを授かったアラカイの先生名、およびご納品させて頂いた日付を。先生はこの刺しゅうを大変気に入ってくださり、スタジオに内装屋さんをお呼びになりました。ああ、きちんと飾ってくださるお気持ちがあるのだな~とわたくしもびっくり。わたくしも、フラの先生を何名が存じあげておりますが、この先生は、勉強熱心な方なので、キルトを挟んで、いろいろなお話をしながら楽しい時間を過ごさせていただきました。モチーフについて、ハワイアンキルトと共通点があることも、ご説明させていただけて、ハワイアンキルトに親近感を持っていただけたかもしれません。来年あたり、モキハナを見にハワイに行ってこようと思っておられることも話してくださいました。大切にしていただけそうだったことを北村先生にもお伝えしました。

「ごめんね、私だけお寿司ごちそうになっちゃったんだよね~。許してちょ。」って言ったら、北村先生は、「気にしてませーん。」だって。今回は大変お世話になりました。ありがとうございまーす。です。

コメント

  1. 島村でございます。(←吉田さん風笑)
    寒くなりましたねー。
    紹介していただきありがとうございます。
    お恥ずかしいです。
    でも!!誉めていただき嬉しくてたまらないです。
    ppp島村、天の邪鬼なので
    素敵なデザインを勝手にアレンジしてしまってー
    ここに、こんなのを付けてこーしたい!!
    頭の中にあるのですが…絵が幼稚園生以下なので(^_^;)
    吉田さんのサイトを見つけた時には
    神様降臨!!と思いました。

    これからも、吉田さんを始めスタッフの皆様が
    「ちくしょー!!島村またやりやがったなぁー!!」
    と、楽しんでいただけるようなアレンジを
    していきたいと思います。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    • anoono より:

      島村様
      コメントありがとうございます。吉田でございます。
      パターンを自由に使える楽しさを常にアピールしてくださる
      島村様に、いつも感謝致しております。
      コメントが圧倒的に少ない、わたくしのブログに
      こうして気軽にご記入いただけるのも嬉しいです。
      以後もまた、超びっくりするものを拝見させてください。
      いつでも楽しみにお待ち申し上げておりまする。

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