HL160と色見本

kaori_wreath2_600Kaori姫が、クリスマスリースを仕上げてくださいました。フレームをゴールドのパイピングでくるみ、ゴージャスに仕立てあがって参りました。先日出来上がったMaile Lei & Mokihanaは、HL100を使っておりましたので、Kaori姫は160で作品を作って見せてくださろうとしたのだそうです。以前からこのブログでご紹介させていただいておりますように、Kaori姫は、いつも綺麗に完璧に作品を作ってくださいます。今回も、キルトラインも忠実にとっても美しく出来上がって参りましたので、わたくしはうれしく思いました。触ってみたところ、綿の反発力は確かにあり、中から繊維が飛び出している部分もありません。なのですが、少し堅いという印象がございました。もしかしたら、ピローサイズくらいのものなら、もう少し薄い綿でも大丈夫かもしれないなんてKaori姫とは話しておりました。表面の仕上がり感の美しさは、以前使っていた綿とはだいぶ違うので、シンサレートに変えようか?なんて思っておりましたので、どの厚さをセレクトするかは、結構真剣でございます。Kaori姫は、120でもいいかもね。と思われたようですし、私たちもそう思っておりました。

kitamura_snowman1_600kaori_wreath3_600ところが、Maile Lei & Mokihanaを仕上げてくださった北村先生より、こんな写真が送られて参りました。「160って結構いいかも」「えーっまた何か作ってるの?」と送られて来た写真を見ると、わたくしが色合わせしたブラウン&ピンク系のスノーマンをもう縫い始めていたことが判明いたしました。さらにアップリケはすでに終えて、キルティングに入っているとのこと。Kaori姫が作ったのとまた少し違う雰囲気で、出来上がって来ているのを拝見して、へー。途中はこんなにふっくらとするのか-?だったら160でもいいのかも。だって100より作っている途中は160のほうが楽しそう見えるからです。
さらに面白いと思ったのは、作り手によって、全く違う雰囲気の仕上がりになるおもしろさがあることを痛感したのです。北村先生の作品は、Kaori姫とはまた違ったぷっくり、ふっくら感の強い作品にしあがりそうな予感です。さーて困った。どの厚さの綿がベストなのかわからなくなって来てしまいました。綿のクオリティには全く問題はありません。わたくしたちの中では、もうこのシンサレートに変えようとういことは決まりつつあったのですが、どの厚さにするかの結論はいまだ出ないままになりそうです。キルティングの入れ方も、縫う人によってフープの張り方のせいなのか、全く違って見えます。この北村先生の作品の仕上がりを待って決められたらと思いました。

ところで、先日来申し上げております、日本製エイティスケア7088シリーズの色見本が出来上がりました。わたくしの中では「理想の色見本」になったと思っております。完全手作りですので、たくさんは作れませんでした。(結構大変な作業でございました。)今回作った分を販売してしまったら、次はいつまた作れるかわかりませんが、ショップで販売を開始いたしました。無くなる前に購入を希望される方、お早めにお求めください。まじに、数に限りがございます。久々の新商品ですので、是非よろしくお願い申し上げます。

コメント

  1. Noheamahina より:

    ハワイアンキルトの醍醐味は、パッチワークとは全く違うプックリ感ではないでしょうか?
    キルト綿をセレクトするのは慎重にならざるを得ませんね。
    そして大切に愛を込めて制作した作品ですからこそ、誰からも”ステキ”と言われたいですよね。

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