ウォールを2枚カットしました

cut1_600今日は久々にゲストも無く、フルメンバーで会合を開催いたしましたので、ウォールのカットをすることに致しました。今月は「Maile Lei & Mokihana」と「Green Rose」の2枚で、いずれも110×135cmサイズのものです。5人で、2枚をカットして、両方ともしつけをスタートするところまでこじつけました。「Maile Lei & Mokihana」は、ギフトのために今回新たにデザインしました。

上の写真は、「Maile Lei & Mokihana」で、フラ教室の方へのプレゼント用として使います。これは今まで一度もチャレンジしたことが無い、ウォールサイズで、全てフレームと繋がっているデザイン。従ってパターンは4分の1デザインになります。いつも8分の1でカットするわたくしたちなのですが、パターンによってはこういうケースもあるのです。ウォールハンギングで、フレームと繋がっているデザインは、ハワイの某有名作家のデザインにもあることは知っていたのですが、わたくしたちの持っているパターンでは、このことをすっかり忘れておりましたので、初挑戦となったのでございます。カットして広げた結果、なるほどーと多くの事がわかりました。それはどんなこと?とお聞きになりたい方も多いことと思いますが、まだ、1パターンしかチャレンジしておりませんので、ここで偉そうに書くことは差し控えさせていただきます。同じようなパターンを描いて、カットして見て、今回やってみた結果と同じになった暁に、このデザインの特徴についてお話しようと思います。

cut2_600もうひとつの「Green Rose」は、先日わたくそどものカット講習を受講されたYoashinaga様のデザインと同じタイプのものです。中心部分は8分の1で、上下に長方形を埋めるためのモチーフが配置されているものです。ウォールハンギングパターンの周囲にある枠(ボーダー)を縫うのが苦手なので、ボーダーの無いデザインで、とのご要望に合わせてデザインしたパターンです。グレイッシュなグリーンとベースのホワイトがさわやかで美しい作品になりそうです。2枚を同時にカットし始めて、5人で平行して広げてピンを打ち、しつけ開始!というところまで、おしゃべりしながら3時間程度で作業終了しました。あとは個別に担当者がしつけを施して、作品制作するという流れになります。ウォールハンギングのカットをやり始めた頃は、1枚で大騒ぎでしたが、平行して2枚を3時間でセットできるようまでなるなんて進歩は、実践あるのみと皆で「少しは早くなったよね。」とそれぞれが、楽しく充実した時間を過ごせたようです。会合のメンバーは、ほとんどが教室主宰者なので、キットを商品として扱っています。彼女たちにとって、丁寧に仕上げたキットをいかに短時間で作り上げられるようになるかはそのままキットの価格に反映されるので、普通に制作されている作家の方たちとは違います。どんなものでも、苦手を克服するための精進あるのみなのねとしみじみと思うのでございました。

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