赤白のベッド！

まだまだ、ベッドカバーを制作しようとされっる方は、たくさんおられる訳ではございません。ですが、この制作過程をお送りくださったNakahira様からこのお写真をいただいたのは、3月のことでございました。パターンは、Royal Crown Single 3です。シングルのベッドカバーを制作したいというご希望で、３パターンのうちのひとつです。高さ1メートル以上ある王冠をレイアウトしました。個人的には、制作しようと思ってくださる方は、それほど居られないかもしれないと思いつつ、デザインを提案させていただいたのです。が、この大きなクラウンが入っているパターンをお選びくださる方が多いようで、とてもびっくりいたしました。
この作者であるNakahira様は、教室に通っておられない環境で、ベッドカバーを制作するという勇気ある選択をされました。そして、こうして進捗のお写真を、ときどきお送りくださいます。お写真を拝見させていただくたび、確実に完成の向かっていることが伝わって参ります。もう一枚お送りくださったお写真と比較して見ると、状況がわかります。クラウンが終わって、次はフレームのマイレに向かってエコーを入れてゆくところまで来ています。現在は、もっと完成に近づいているかもしれません。
大きな作品ｊを制作するなら、赤と白のものをひとつ制作しておくと、大きな価値があると思っております。特に日本人は、国旗の色に使われている赤と白に特別な親しみを持つといわれているので、この組み合わせは特別な感じがします。だから、完成がとても楽しみです。

もう一枚は、今年の１月にすでにお送りいただいておりました、プアラニキルトのMitsumori先生です。上のNakahira様の作品のシリーズとしてデザインした、Royal Crown Single 1です。
このパターンの最初のオーダーは、ご主人様のベッド用として描いてほしいということだしたので、女性の王冠ではなく、男性の王冠をレイアウトして、中心部分には、家族を守る剱と盾をパターンにしたものです。リボンは、ご夫婦仲良くつながれていることを願って、装飾的につけ加えたものです。最初にお写真をお送りいただいてから、４か月ほど経過しているので、今は、もっと完成に近づいているかもしれません。（すみません、ご紹介させていただくのが遅くなって。ごめんなさい。）Mitsumori先生は、教室を主宰されておられるので、赤＋白というこの色のセレクトは、さすがだなあと思います。ということは赤に対して青は、以前にも書いたことがあると思うのですが、日本人にとって、黒やグレーの無彩色と同じとらえ方をする色なので、このブログでご紹介させていただく作品の中でも、海のもの以外の青い作品はとても少ないです。この作品の進捗がございましたら、ぜひ拝見させてください。ご紹介が遅れて申し訳ございませんでした。