Royal Crown

昨日のわたくしがカットした「Naupaka」の写真があまりにひどかったので、ちゃんと撮り直したものに差し替えさせていただいております。「えーーこんな色だったの?」って言われてしまいそうです。写真の中に使われている「まち針」、数が足りなくて、小学校のときに使っていた古いものを駆り出して使ってます。そこは気にしないでいただけると嬉しいです。

カットにご協力くださった北村先生が、「ようやくアップリケが終わりました~。」と、素晴らしいお写真をお送りくださいました。Royal Crownです。kiotamura_loyal_crown_800210×210cmのベッドカバーサイズの作品です。

このデザインも8分の1。やっぱりベッドっていいよね~。8分の1のデザインっていよね~と、この写真を拝見して改めて思うのです。素晴らしい。もうキルティングしなくていいよ。って申し上げたくなるような美しいアップリケが素晴らしい~。このパターンの中にある「カヒリ」(バイアス方向にある王冠の下の部分)の表現は他ではあまり見られません。大まかにカットしたカヒリ部分は最初切り込みを入れない状態で、ベースの生地と合わせて、しつけしながら切り込みを入れる方法で最初キットを準備しました。なので、カヒリの部分、とっても綺麗に出来上がっています。王冠だらけの楽しく、それでいて重厚な仕上がりは、黄+紫のロイヤルカラーをお使いくださったことで、実現しているのだと思います。

そんな北村先生は、ついでにこんなものを作ってくださいました。kitamura_flag_bag2_800kitamura_flag_bag1_800

ハワイアンフラッグのバッグです。ハワイ州の旗は、横長なのですが、バッグにするときに、この比率が反映されていないものが多いので、ちゃんとしたサイズで作ろうとパターンを展開しました。そのバッグには、ポーチのパターンをひとつ載せました。というのは、黄色の色味が欲しかったからです。前にも書いたかもしれませんが、黄色と紫は、何か足りないな~と思ったときにプラスすると、色が豊かに見えます。今回は、紫ではなく黄色をプラスしたほうが、雰囲気が良くなると選びました。kitamura_flag_bag3_800

このバッグは底も黄色です。バッグの表裏に入れたポーチのパターンをキルティングで表現した、超素敵なバッグにまりました。また、両面のキルティングを変えて、両面を違う雰囲気で使えるようにもしてあります。モチーフに入れるキルトラインを全て無視して、幾何学模様でキルティング仕上げする手法はアンティークのキルトでは、よく使われております。これを知っておられる北村先生も、ちょっとやってみました~と楽しんでおられる雰囲気が伝わって参りました。寸法は46cm×24cmの横長、使いやすいバッグとして出来上がりました。底に黄色を使うのなら、バッグの表裏のどこかにも黄色を入れると、全体的にバランスがとれた色使いになりますので、試してみてください。このバッグのパターン(展開図)は、近日サイトで発売いたします。他のパターンを載せてみたり、ご自分のお好きなバッグをお作りになっていただけるとまた嬉しいです。

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