ピローの作品、同じ色、同じデザインで2点出来上がりましたと、お写真が届きました。パターンは「Ainahau Garden」です。仕立てによって、こんなにも雰囲気が違うのか~と、わたくしもびっくりいたしました。ひとつは、いつもの通りの仕立てで。もうひとつはパイピングコードを挟んで。
通常の仕立ての作品は、Hayashi様です。何度も書いておりますが、彼女は埼玉で教室を展開されておられる北村先生の教室で学んでおられます。
もう1点は、同じくYokoyama様の作品です。どちらもとってもきれいに仕上げられていて、彼女たちの熟練の技を感じます。同じデザインなのにラインの入れ方や、仕立てによって、個性が出るところを拝見させていただくと、やっぱりパターンの持つ意味は、完成作品の前では、たいしたウェイトを占めていないことを感じます。制作のきっかけに過ぎないのかなあ、という感じです。
さらに、この2点は、仕立ても違うので、きっと使われ方も違うのかもしれないとも思うのです。Hayashi様は額装?Yokoyama様は、クッションとしてお使いになるのかな?とか。Hayashi様の作品は、落ち着いて見えパイピングコードをお使いになったYokoyama様の作品は、不思議なことにモチーフが大きく見えます。見せたい雰囲気に仕上げるのに、仕立ても重要なんだなあと思いました。お二人ともありがとうございます。以後もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
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