H.Suzuki様から、「たくさん出来上がりました」と、お写真が送られてまいりました。夏休み中に布の整理をかねて、多くの作品を制作されたとのことでございました。バッグが3点それにポーチと、クラウンのタペストリーです。まずは手元に残っておられるという作品、「Emma’s Crown」です。
お使いになられているのは手染めの生地で、残りの布をお使いになられたとのことで、パイピングにはプリント生地をお使いになられています。お写真には、マイレのレイがかけられていて、その理由は、
「けっこうインパクトのあるモチーフですね。マイレを置いたら少し柔らかくなったような気がします。
玄関に飾っています。」と、コメントをくださいました。
マイレのレイと一緒に飾るなんて、王冠にぴったりでございます。訪ねてこられた方も、きっと、素敵だなあと思われるのではないでしょうか?それをきっかけに、ハワイアンキルトを始められるかもしれないなどと考えてしまいました。色もいいし。王冠は、もう1点ポーチを制作されました。
「ポーチは、バッグインバッグとして使用できるようにしました。この大きさ、重宝してます。」とおっしゃっておられます。赤いファスナーが使われておられるようで、楽しんで制作されているな~と思いました。
さて、ここからご紹介させていただくバッグ3点は、もうすべてお手元にはないのだそうです。すべてどなたかにプレゼントされたのでしょうか?
最初のバッグは、すでに販売を終了してしまったココナッツツリーのパターンです。かなり前にマルシェバッグ用のパターンとして描いたものです。使いやすいスクエア型にアレンジされていて、傘用のホルダー?(詳しくはご説明がございませんでしたので、不明なんですが)が取り付けられているのでしょうか?色使いがとても素敵で、Suzuki様は、色合わせに苦労されたとおっしゃっておられますが、とっても素敵です。
「本体を仕立てたら華やかさが足りなかったので、裏地を本体に5ミリほど出し、持ち手の裏にも縫い込みました。」とコメントをくださいましたが、それ、とても成功しているように思います。一部キルトラインにハートが縫い込まれていて、シックな中にもちゃんと楽しい要素が入れられているのは、参考になります。
もうひとつは、ミニマルシェの「Coral」です。ネガで縫うかポジで縫うかは自由。という願いを込めて描いたパターンです。共布をテープに縫いつけて統一感と強度を考慮した実用的なバッグに仕上がっているのと、中袋に補色の「グリーン」をお使いになっているところにセンスを感じました。このパターンのマルシェバッグは初登場です。
同じく初登場の「Lehua」です。今度はモチーフにお使いになったピンクを持ち手に使って、なるほど~これもありだなあ~と思いました。バッグの実用性を考えたときに、ベースに濃い色をもってくると「汚れない」だから茶色が好まれる。というお話を以前伺ったことがございますが、このネイビー系も素敵です。ピンク+ネイビーもかなり新鮮で、これもきれいだな~と、本当に生地の整理で、制作された作品達なの?と、お写真を拝見させていただいて驚くわたくでございます。
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