秋の気配→キットを少し発売しました

OS021_k02_210夏休み最終日を迎えて、すっかり秋の気配です。そろそろハロウィンの準備を始めようかな?と思われる方も居られると思い、少しですが、パターン付きのキットを発売致しました。ハロウィンのサンプラーズタペストリーと、バッグ、ピロー、ウォールハンギングなどキットとして作りにくそうなものを選んでキットを用意したのでございます。キットを制作してくださったのは、教室を主宰される先生方で、面白いのは同じデザインを見ても、選ぶ色がそれぞれ違っていることです。ですので、同じキットで3種類の商品が並んでいます。面白いので、是非ご覧になってみてください。また、気に入ったものがございましたら、是非お買い求めください。キットは全て1点ものです。また、他のショップと大きく違うのは、各キットに100%サイズのパターンがセットされていることです。パターンをセットした理由は、キルトラインを見ていただくことと、指導者の方がキットを入手して、ご自分で新たに製品を生産される時に必ずパターンが必要になるに違いないと考えたことによるものです。わたくしどものショップは、パターンをご購入いただくことが最大の目的ですので、他のハワイアンキルトキットショップのように、キットを販売することは二次的な理由によるものだと考えております。だって、キットって購入すると高くついちゃうじゃないですか。パターンを買っていただいて、各自自由にキットを作るほうが楽しいに決まっています。ただ、今回発売したものは、キットが想像しにくかったり、作りにくかったりするものを選んで、生地になったものを見ていただこうと考えての行動でございます。キットの値段はいろいろですが、これに関しては、制作していただいた先生方からのお申し出によって価格が決まってしまうので、ご覧になって、皆様のご意見をお聞かせいただきたいところでもあるのです。

kazuko_hulaimpli1_500そんな中、甲府の村上先生より、フラインプリメントをカットした~と写真が送られて来ました。トップもベースもサテン生地で、カットするというのでわたくしものこのこ生地屋さんまでおつきあいさせていただき、選んでいいって言ってくださったので、この色&この素材がいい!なんてわがままを言わせていただきました。
トップとベースの色と素材はすぐに決まったのですが、同じサテン素材で、イプにかけるマイレに使えそうな色が見つからない。サテンでグリーン系はあっても、暗すぎてせっかくの色をぶちこわしてしまいそう。だからといって、ソリッドのグリーンだと、サテンに負けてしまう可能性がある。さて、どうしましょう?

だったら、ムラ染めの生地を使おうと、わたくしたちは別の店にはしごして、グリーンのムラ染めを手に入れようと考えました。店では確かにグリーンのムラ染めがあったのですが、同じ棚に紫系のものも置かれていて、こっちがいい!などと大騒ぎしてこの色を決めさせていただきました。サテンってどうしてこんなに好きだとおっしゃる方が多いのでしょうか?残念なのはその割に、良い色が揃って居ないのと、色数が少なすぎるということです。日本の無地生地は、それぞれが主張しすぎて、合う色の組み合わせが決まってしまう悲しさがございます。色彩感覚が鋭いはずの日本なのに。

kazuko_hulaimpli2_500村上先生の組んだキットはタイムリーに秋の色合いです。まだまだ暑い日が続くのかもしれませんが、気分はもう秋です。お子様たちの学校がスタートすれば、ご自分の時間を少し見つけていただいて、作品制作に使っていただけるお時間を増やしていただけるんじゃないかしらん。いや、そうであってほしいと願っているのです。夏が終わればハワイアンキルトも終わりではなくて、涼しい季節に突入する今からが、大型作品を作る本番の季節です。夏は暑くてたまらないキルティングが冬は温かくみなさんの手や体を包んでくれます。大物作品にチャレンジしてみましょうよ。いよいよハワイアンキルトの季節がやって来た~。なんて、違うでしょうか?

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