フラを踊り、キルトを作る人

8月7日に行われたALOHA伊勢崎。PUNAのShimamura様は踊り手としてステージに立ち、ご自分のハワイアンキルト作品をステージに飾り…。すごくないですか?ハワイの人の多くはフラを踊れることは割と当たり前なのですが、日本ではフラを踊る方はハワイアンキルトを作らないというのがわたくしの中のセオリーでございましたが、Shimamura様は見事にわたくしの感覚を越えて活動されておられます。ハワイアンキルトとフラの仕事を通じて思ってきたことはフラを踊ることを選ばれる方は、比較的ご自身に対する「美」を追究される方が多いので、わたくしの中ではハワイアンキルトの作品をご購入くださる方々って思っておりました。これに比べてハワイアンキルト作品を制作する方は、もっと別の部分に「美」を見いだすのだと思い込んでおりましたので、すごくびっくりしています。ですが、わたくしがハワイアンキルトに没入するきっかけとなったハワイの有名なキルト作家もフラの衣装を手がけたり、自身もフラを踊っておられたみたいなので、Shimamura様はハワイアンみたいな人なのかもしれません。ハワイアンキルトもフラもハワイでは自然にたしなむボーダーレスな文化と捉えているのはとってもかっこいいと思います。
ステージにディスプレイされているShimamura様の作品はHibiscus Love2でございます。このパターンは割と気に入っておりますデザインですので、まず制作してくださったのがとても嬉しいですし、赤+白で制作され、定番感の強いステージにに飾るにはぴったりの作品だとも思いました。同時に、彼女が古賀まみ奈先生の教室の群馬校でフラやタヒチアンを習っておられることも今回初めて知りました。

まみ奈先生(写真の右側の方です)が白のドレス
バンドが赤に白のパンツだったので
色もピッタリ決まりました

とコメントをいただきましたが、まったくその通り。トータライズされていて素晴らしい。キルトひとつでは寂しいのでまた作品を作ろうと踊られたことでパワーをもらったのだそうです。教室のホイケ(発表会)が来年の4月に開催されるのだそうで、それに向けてまた何かステージに飾る作品お作りになるのだそうです。昨日ご紹介させていただいたTkenaka様のHula Implimentsのようなパターンは、ステージにぴったりかもね~などと。手元で見るとウォールハンギングだって大きいのに、このようなちゃんとしたステージというのは結構広いので決して寂しくはないのにご本人は「赤白で大きいのが作りたくなりました」ですって。ひゃあ。それもすごい!フラもハワイアンキルトも長く続けられるものだから、あせらずゆっくりと両方を極めて行かれるのだといろいろ想像してしまうのでございました。

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