もとになったデザインはAngel Fishです。お写真をお送りくださったのはhitomi様で、ちょっと変わったプロフィールをお持ちの方だとわたくしは思っております。ご自分でデザインを描き、作品を作ったり販売されたりすることを望んでおられるガッツある方です。この作品もすでにご友人からのオーダーで制作されたのだそうです。いずれ、すべてのパターンをがhitomi様のオリジナルになる日も近いのかもしれません。
このAngel Fishをお選びくださる方は割と多くて、たくさんの傑作が生みだされています。50cm×75cmと作りやすくご自宅にも飾りやすいサイズなのかもしれません.。
もう1点お送りくださったのはTi Leafです。もとにされたのはTi Leaf 2のデザインです。このデザインに関しては意見を求められてしまって大変困りました。なぜなら、自分は人のデザインにコメントできる立場にはないと考えております。その理由は、モチーフを見たときに、どこに着目し、どこを選んでパターンにするかはわたくしにはわかりません。hitomi様がTi Leafを見て、アレンジを加えたプロセスがどのような考えによるものであっても、自由に表現するという点で誰もその権利を侵害することはできないと常に思っております。
どんな場合においても表現する自由があることはとても大切だと思っておりますので、頻繁にご連絡くださるhitomi様とのやりとりはそれなりに楽しく、考えるだけでなく活動のご様子をお知らせくださることで、結果を形にするお力があることを素晴らしいと思います。わたくし自身がパターンを描いた時とは違う視点から何かを語ってくださるところも面白いと思います。
ハワイアンキルトに対して最近少し疲れを感じます。日本ハワイアンキルト製作所のサイトも来年10周年を迎え、ハワイアンキルトの草の根活動として始めたすべての行動を、悪意をもって返されることが増えてきたからです。大変失礼だとは思うのですが、結果、関わる人の質が変わらないまま、ここまで来たのかななどと。自由に楽しくハワイアンキルトの作品を制作できる土壌は育たなかったと情けなくなります。なので、そろそろ終わりにしようかな。
残念！やっぱり無理だったか～。
という感じです。多分新型コロナウィルスの影響も大きかったのかもしれません。ある日突然サイトを閉める日が来るかもしれないと、ちょくちょく考えるようになりました。そんなわたくしをhitomi様は心配してくださっているお一人だと感じられるのも、今こうして踏みとどまる理由になっているのかもしれません。
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