ウォールをたくさんご紹介!!

ご無沙汰いたしております。日本ハワイアンキルト製作所の吉田でございます。わたくしは、サイトに掲載されておりますパターンをすべて描き、お求めやすいお値段で、皆様の作品制作をお助けいたしたくパターン販売いたしております者です。わたくし自身は、ハワイアンキルトのデザインに興味を持ち、制作するという側面からではなく、基本、8分の1もしくは4分の1を基本とするパターンを描いて制作するという驚くべき手法に深く興味を持って、この世界に身を置くことになった変わり者です。覚えておられますか?kitamura_ainahau_800_2

最初は、数量限定パターンの「Ainahau Garden」です。これは、北村先生の教室のYokoyama様の作品です。色が気に入ってくださったYokoyama様は、あっという間に完成させてくださいました。ご本人も「楽しかった~。」とおっしゃっておられたそうで、この楽しかったというお言葉をお聞きして、わたくしも嬉しく思います。このパターンについては、日本ハワイアンキルト製作所サイトにも詳しく説明をさせていただいておりますが、カイウラニの庭を描いたパターンです。自分の庭に白い孔雀を飼っていたということにちなんで描いたパターンです。この作品ではピカケの白と、白い孔雀の色を変えています。血の通った動物である孔雀には、白と言ってもほんのり赤を感じる白を使っています。北村先生の教室では、同じ色で3名の方が作品を制作されておられるそうです。孔雀のキルトラインがきれいに入れられているので、完璧な仕上がりで、わたくしもとても嬉しい!!残りわずかで、販売終了のデザインです。IMG_1871

同じデザインで、ピローもご用意いたしております。この作品は、Kaiho先生の生徒様の作品です。どういう訳か孔雀が青くなっちゃいました。同時に地面の部分のエコーキルトを入れない形で完成されております。このデザインは、全部ラインを入れたほうが、充実感が出るデザインなので、今からでも、ラインを入れてみるのも素敵です。北村先生の教室の作品と、昼夜が入れ替わったようなで、面白いな~と思ったのでございます。同じデザインでも、カットする方それぞれが見える色が違うから、こんなに違った仕上がりの作品ができあがる楽しさもございます。kitamura_lehua

kitamura_taro_hayashi_300これは、北村先生の教室のHayashi様のLehua Leiです。赤ではなく黄色で制作されたところがとっても新鮮です。彼女もいつも完璧に仕上げてくださるのと、あまり人が制作しないモチーフを選んでぅだlkqqさるところがとてもありがたいです。今彼女は、このタロを制作中です。
北村先生の教室では、全員が、ウォールもしくはベッドカバーを手がける生徒様ばかりです。なので、昨年開催したキルトショーでも、彼女の教室からは、バッグやポーチの出展はありませんでした。ハワイアンキルトの基本のパターンから制作される作品にこそ意味があると、全員が思っているのかもしれません。大きな作品を生徒様に制作してもらいたいと願うならば、まず、指導者がウォールやベッドを当たり前のように制作するという環境を作ることが大切なんじゃないでしょうか。なぜなら、習う人は先生を通してでなければ、何も知ることができないからです。大きいのもあるのよ、と言葉で言っても、実際の物を見なければ、大きさ感がわからないというのが普通の状況ですから。kitamura_,mokihana_800
このモキハナは、オーダーによってハワイの有名作家がデザインしたパターンをサイズダウンしたものです。サイトを開設した頃にベッドのサイズダウンを希望される方が多くて、とても大変でした。ウォールはベッドの4分の1ほどの面積になるので、思ったものよりさみしくなってしまうことがほとんどです。特にのパターンの元のデザインは275×275cmなので、モチーフの大きさなどに注意する必要がございました。その結果、このパターンに収まったという感じで、これはこれで、多くの方が制作しよう!と思ってくださったので、よかったと思っています。
制作されたFuse様は、北村先生の教室の生徒様です。パイピングに細かいギンガムチェックをお使いになって楽しく仕上げられていて素敵です。もともとのベッドの完成作品と同じ、濃いグリーンと白なところもいいなと思うのでございます。takano_kukui_800

この作品はKaiho先生の教室のTakano様の「Kukui & Kukuilei」です。エマ色のククイを制作されたいとのことで、これもベッドのパターンのイメージをそのままに、ウォールで制作したいとのご要望で、描いたパターンです。OBC002小さいけれど、ベッドのパターンも掲載してみました。どうでしょうか?ベッドのイメージを損なわずに、ウォールのデザインとしてご納得いただけるでしょうか?Takano様は、きっとご納得くださったから、この作品をきれいに仕上げてくださったに違いないと一人ほっとするわたくしでございます。ですが、いつも思うのです。これでいいんだろうか。だって確実に要素は減ってしまっているし、ベッドのパターンが醸し出すなんとも言えない充実感は確実にはしゅられてしまっているように思われてしまうのではないかしらん。そのことを指摘されたらどうしよう。と内心びくびく。こうして作品に仕上げられて初めてご納得いただけたということを知るのでございます。
本当は、デザインを描く立場としては、描いたサイズで作品を制作していただけることを、心から願っているので、ベッドにチャレンジしてほしいと思う気持ちも強いのでございます。ベッドは、大きいからなかなかね?と皆様が思っておられることは、サイトのパターン販売状況を見ればすぐにわかることなのですが、実はモチーフが大きいから、縫いやすいんですよ~。それでも最近、ベッドのパターンをオーダーしてくださる方がちらりほらりと登場して参りましたので、この流れ、ずっと続けばいいのにな。と心から願っています。
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これは、Lino QuiltのYoshinaga様から送りいただいた作品のお写真です。Baby Quilt Naupakaです。黄色と薄いパープルかな?暖かな色で、現在アップリケが終わられた状態(これ、もうずいぶん前にいただいたお写真ですので、今はキルティングが進んでいるはずです。)です。このパターンは、わたくし自身も縫ったので、アップリケする楽しさは、理解できます。わたくしはアップリケまでしか終わらせていないので、キルトされた様子を拝見するのが楽しみです。yoshinaga_gardenia_wall800 yoshinaga_gardenia_500

 

 

同じくLino QuiltのYoshinaga様より、Gardeniaのウォールピローのカットされたお写真が送られて参りました。彼女からも質問されたのですが、このガーデニアは、ガーデニア・ブリガミーと言われる種類の花で、ピローはあえて丸くまとまるように、ウォールは、同じモチーフを使って、スクエアにまとまるデザインにしました。まだ、カットされた状態ですが、とってもきれいな色で制作される準備が整った様子を拝見して、わたくしもできあがりが楽しみです。Yoshinaga様の教室は、すべてKona Cottonを使っておられます。もし、Konaで同じように制作したいとお考えの方、教えていただいた色の名前を掲載させていただきます。
ウォール=ベース:ジェイドグリーン×モチーフ:白
ピロー=ベース:パーチメント×モチーフ:プール
たったこれだけの内容を書くのに、2日もかかってしまいました。以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

コメント

  1. きたむらきょうこ より:

    もっといろんな方が、ウォールサイズやベッドサイズを当たり前の様に製作する日が来ればいいな〜と思います。

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