クリスマスのデザインを毎年作り続けて来ておりますのは、教室を持っているお仲間がそれぞれ生徒様にお送りするポストカードを作成するための恒例行事となっております。出来上がった作品をお預かりし、写真からデザインまでをわたくしが担当しております。今年の作品をご紹介させていただくことにしました。
このブルー系の2014エンジェルを制作されたのは、ブログにはあまり登場しないKaiho先生です。エンジェルの部分は、彼女の大好きな素材“綿サテン”で出来ています。赤+緑が当たり前とされるクリスマスですが、彼女は少し外して、ブルーの作品を仕上げられました。フレーム部分についている雪の結晶は、ボタンで、作品に縫い付けられています。クールで綺麗に仕上がっているのが嬉しいですが、久々にKaiho先生の作品をご紹介できることが、さらに嬉しい。たまには生徒様の作品写真も送ってくださいね~。
次の作品は、山梨のMurakami先生の作品で、2014 New Wreath 2です。色指定自体も大変王道で、どなたもがクリスマスだなと感じていただける作品になっています。さすが、常識人のMurakami先生です。いつも思うのですが、Murakami先生は、わたくしが想定した色よりも明るく鮮やかな色をセレクトされることが多いので、色の解釈って人によって違うのだなと感じます。Murakami先生の感じる色は、きっとわたくしより常に明るく、前向きなのだと、この作品を拝見させていただいて、勇気づけられました。落ち葉の中に置いても、しっかり色が主張する元気いっぱいの作品で写真を撮りながら、本人の顔を思い浮かべるのでございます。
最後は、北村先生の2014 New Wreath 1です。彼女の作品は基本となる部分は、Bella Solidを使用しています。夕日を浴びてくっきりとキルトが見えて、あらら素敵じゃないとかなんとか言いながら写真を撮りました。外で撮るハワイアンキルトって、本当に素敵です。茶色やグリーンなど、Bella Solidは、日本の生地には無い合わせやすい色が揃っているので、Murakami先生の作品より色あわせが大変です。なので、色を自由に選べる材料を使いました。夕日を浴びてキルトがくっkり見えてハワイアンキルトっていいわ~
作品ができあがり、拝見させていただく時が一番楽しい。どんな形であれ、ハワイアンキルトを完成させるエネルギーこそが、最も多くの尊敬を受けるべきだと常に思います。出来上がった作品を見ると、パターンというのはほんの一部にすぎないといつも思います。Kaiho先生、Murakami先生、北村先生、いつも本当にお世話になっております。
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