この期に及んでハワイアンキルトの教科書について

quilt_txt_300txt_img1txt_img2キルトショー開催中から、今に至るまで、ハワイアンキルトの教科書が売れ続けています。キルトショーの期間、会場で内容をご確認いただいたけるよう展示販売しておりましたが、ご覧くださった方はみなさんご購入くださるという状況でございました。
日本ハワイアンキルト製作所で編集販売させていただいております「ハワイアンキルトの教科書」は、ハワイの有名作家が伝える手法を元に、文書や図を添えて、ひとつの手法として明文化したもので、今まで美しい写真が中心のハワイアンキルトの書籍とは全く違った形で、ノウハウをひとまとめにしたものです。なぜ、この教科書をつくろうと思ったのかと言えば、一生懸命探しても見つけられなかったハワイアンキルトの教則本を、わたくし自身が作ってしまおうと考えたからです。全てのノウハウを口伝えする形であれば、人によって伝え忘れる項目が出て来てしまいます。そういうことの無いように、わたくしたちの知っている手法を、テキスト化することで、ひとつのノウハウを伝える本をまとめたものです。
ですが、ほかにも様々な手法があるということは、皆様からお送りいただくお写真を拝見させていただいて、わたくし自身強く思っております。そして、どんなやり方を、どんな考えで、手法を確立されておられるのかは、個人的に大変興味があります。なので、願わくば、あちらこちらで、「ハワイアンキルトの教科書」のような本が生まれてくることを願っているのです。
たとえば、制作前に生地を水通しするという項目ひとつだって、それぞれの考え方があるということをもっと知りたいです。カットの方法や、実際の縫い方なども、きっと、なるほどーと思うようなやり方が、それぞれ明文化されるようなオープンな状態になったらいいなあと思うのでございます。そしたら、もっとハワイアンキルトを多くの方に手がけていただけるようになるかも知れません。パッチワークの1ジャンルと思っておられる方も多くいらっしゃいますが、そうではでは無いということを、わかっていただけないのは、ハワイアンキルトに関わるわたくしたちの責任なのかも知れないと反省する気持ちが生み出した結果のひとつが「ハワイアンキルトの教科書」でもあるのでございます。
ちなみに5,000円分のパターンを収録した3,800円の本。とってもお得なので、売れているのかも知れません。

コメント

  1. 島村真優美 より:

    教科書。購入して良かったと思っています。
    自分が習ったことが中途半端だったりすると
    教科書で再確認できたり、
    こうすると良いと言うことがわかったり
    新しい発見がたくさんありました。

    おまけのパターンも、生徒さんが最初に縫っていく
    初めての大物として
    そしてカットをする私にも
    優しいパターンでした。
    きっと、優しいパターンにも色々なポイントが
    あるのだと思います。

    自信をもってお薦めできる教科書ですね〜

    • anoono より:

      ご丁寧にありがとうございます。
      近くに置いて、ご覧頂いてる雰囲気が伝わって参りました。
      以後も、ご活用ください。

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