Bambooの持ち手

PUNAのShimamura様の生徒様の作品です。Bamboo(竹)の持ち手はShimamura様が調達されたそうです。パターンはモンステラで、「ハワイアンキルトの教科書」の巻末に収録しているピロー10種のパターンのうちのひとつです。このパターンはページに収めるために、80%に縮小してあるのですが、それをそのまま使っておられるそうです。shimamura_monsterabag_800

表裏逆の色に染められたサークルパレットをモチーフに使っておられるのは、生地に表情があるほうが、楽しく仕上げられるはずというShimamura様の思いやりなのだそうです。教室で最初に制作されるのがこのバッグなのだそうで、両面を作って仕立て上げるまでに、このバッグも1年近くお時間がかかるそうです。完成したバッグにバンブーの持ち手を付ける瞬間ってどんなお気持ちでしょうか。Shimamura様は
「生徒さんの作品が
生地の状態から形になると
とても嬉しいですねー
子供が大きくなった気分です。」
とコメントを寄せてくださいました。
そんな先生の多くのお気持ちを察すると、わたくしごとき立場でものをいうことなんておこがましいのですが、この作品のお写真を拝見させていただいたときに、描かれた数以上の葉を感じられる作品だと思ったことです。これは生地の出す効果なのでしょうか。モンステラって強い植物なので、茂っている場所ではびっくりするほど多くの葉を見ることができます。1枚の葉の大きさも日本で見るよりもずっと大きい。モンステラが育っている場所を見ると「うっそうとした」という感じがぴったり。このバッグを拝見したとき、そんな自然なモンステラを思い浮かべてしまいました。
なので、あこがれのBambooの持ち手が見事にマッチしています。素材を変えると、ぐっと完成度が増します。また、調達されたShimamura様のセレクトもよかったのかもしれません。

shimamura_dolfin_new1_350このバッグのお写真が送られてくる数日前にもShimamura様からお写真が届いておりました。この作品もギフトです。お世話になった方が転勤されという、この時期らしい贈り物。20×20cmのミニパターンをお使いになって、フラットなポーチかな?を1日で完成させたのだそうです。色がきれいなのと、モチーフの持つ自然な色で制作されているので、個人的には、すっと受けれられる作品です。
花や葉のパターンは、多くの方がご自分のお好きな色で作品を制作されるのに、なぜか海の生物のパターンは、青や白でモチーフ通りの色を選ばれるのか不思議です。茶色やピンク、緑のドルフィンがあっても面白いのに。

コメント

  1. ありがとうございます。
    生徒さんは吉田さんのblogに載せていただく事が
    とても楽しみにしておられます。

    励みになるのだと思います。
    初めて製作されら作品なので
    この作品の中で
    ここは、初めてフープを使った所。
    そして最後はこの辺と言うのが
    よくわかります。
    いきなり大きな作品ですが、ご自身で
    作られた作品でレッスンに来ていただけるのは
    とても楽しいと思います。

    これからも、色々な作品に挑戦して
    いただくために
    私も頑張らなくては…と
    パワーを貰えるのです。

    • anoono より:

      Shimamura様もブログを書かれておられるのに、
      励みになるなんて、なんだか申し訳ないです。
      完璧なコメントに、何も申し上げられないわたくしでございます。
      以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

error: 右クリックはできません。申し訳ありません。
タイトルとURLをコピーしました