ウクレレ&ハイビスカスほか

serino_pouch1_800Facebookに、届いておりました作品のお写真。気づかずにずいぶん失礼してしまいました。この作品は、Serino様の「ウクレレ&ハイビスカス」のポーチです。お送りいただいたのは、Serino様のご主人様からで、いつもご連絡はご主人からなのが珍しい。確か最初は、奥様への誕生日プレゼントとしてパターンをご購入くださったと記憶いたしております。わたくしのサイトで、圧倒的に少ない男性の登録者なので、最初は男性キルターの方かな?と喜んだのですが、実際はもっと素敵なお話でした。
このサイズを制作する際に、フープをお使いになる方と、そうでない方が居られますが、Serino様はフープなし仕上げでしょうか?ぷっくぷくに仕上がったこの作品、今はポーチに仕立て上げられていることと思います。お写真を拝見させていただいて、なんだか一緒に表面を触らせていただいているような感覚になりました。serino_pouch_800

serino_greenrose_800serino_pineapple_800アップのお写真も添えられておりましたので、一部ご紹介させていただきます。今Serino様は、ピローを制作中です。ひと月ほど前にお送りくださったお写真は、左の2点です。
Green Rose」と「Pineapple 7」です。奥様の作業のご様子を、
「いつもの手順で新聞紙でカットの練習を2〜3回繰り返し、ハサミを入れる順番を嬉しそうな顔で考えていました。
いよいよ本番のカットは鋭角の場所はエッジを効かせ、丸い場所はいびつにならないように慎重にカット。」
とお知らせくださっています。ここで注目すべきは、事前練習を、新聞紙を切るという手法で行っておられるという点です。カットについては、皆様がどのようにされておられるのか?ということは、わたくし自身大変興味がございます。ピローの場合、折って、折って、折るので、8分の1のデザインなら、8枚が重なることになります。お使いになっておられる材料によっても違いますが、まとめて8枚をカットするというのは、やっぱり結構勇気がいるのだなあ、ということが伝わって参ります。特に、Green Roseのほうは、ムラ染めの生地をお使いになっておられるために、通常の無地のものより、材料のお値段が高価になるため、余計、失敗したくない!と思うかもしれません。そのお気持ちすごくよくわかります。なので、余計に事前練習が必須となるというご様子を、お知らせくださったことで、少し状況を知ることができました。
また、ベースの生地を大きめにカットされている作品を、多く拝見します。これは、このまま制作されるのか?モチーフの生地を載せて、後からサイズ通りカットするのか?ううむ。どうするんだろう?誰か教えて~。といつも思っているのでございます。と申しますのはわたくし個人としては、いつも、他の手法があるのなら、そのバージョンの教科書を制作し、別の手法としてまとめて残したいという考えがございますからです。

コメント

  1. 素敵なお話しですねー
    奥様が楽しそうにカットされるご様子を
    ご主人様も楽しくご覧になっているのでしょうねー

    カットはとても緊張します。
    躊躇してしまうと切れないしけど
    ガツガツと切るのも怖いですねー

    私もはじめベースを少し大きくしていました
    仕立てをする時に
    モチーフが縫いこまれてしまいそうで
    なので、今ではモチーフが縫い込まれてしまいそうな
    物は1cm縫い代を取っています。

    習っている時は、ベースより一回り
    小さくエコーが少し多めに入ったキットで
    作っていました。

    バッグの時は、持ち手がモチーフに
    かかってしまう時には
    持ち手を内側に縫いこむタイプの物に
    するようにしています。

    吉田さんは、エコーの事も考えて
    デザインされていると思ったので
    私は、縫い代を付ける事でデザインの
    大きさに合わせるようにしました。

    • anoono より:

      いろいろ教えてくださりありがとうございます。
      モチーフがパイピングに縫い込まれてしまうのを嫌う
      という傾向があることは、皆様のカットされたものを
      拝見させていただいていていつも思います。
      何かを仕立てる際に必要な縫い代は、
      わたくしも考慮してカットしていますが、それは最近のことです。

      ハワイアンキルトの教科書をご覧いただくとわかるのですが、
      ハワイの人は、あんまり縫い代を考慮していなかったと推察できます。
      デザインによっては、パイピングに縫い込まれてしまっているものもあるので、
      ああ。あんまり気にしていないんだなあと教えられるのです。

      エコーに関しては、手法によって幅が違うので、
      パターンに入れてはおりません。
      エコー自体を入れないという仕上げも最近よく拝見させていただくので、
      そこは、制作者の自由でいいのでは?とも考えています。

      そんなこんなで、ハワイアンキルトっていいながら、
      ちゃんと日本のハワイアンキルトとという形で、
      改良と成長を加えられて、少しづつ違うものになって
      独自の手法が確立されてゆくのかもしれないとも思うのです。

  2. 芹野夕夏 より:

    掲載ありがとうございます。自分の作品が載ってるよ!と聞き驚きましたがテンション上がりました。\(^^)/

    ピローについては、30センチ角の額に入るように縮小して制作してます。そのため、ベースとアップリケのサイズとのバランス??の検討が必要でした。
    カットじたいの作業も苦手なため、新聞紙をつかって練習!を繰り返しました。

    どの作品も、まだ制作途中ですが、是非とも完成させて、またお披露目できたらいいです

    • anoono より:

      うーん。素晴らしい!
      いろいろとお考えになっておられる様子が伝わって参ります。
      額装して、完成されたご様子、是非お知らせください。
      「セリケン」様にもよろしくお伝えください。

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