またまたすごいタペストリー!

9月にご紹介させていただきました、すごいバッグの作者M.O.様より作品のお写真をお送りいただきました。タイトルはおそらく「He Aloha No O Honolulu」だと思います。
最初、このお写真を拝見して、なんでわたくしにお送りくださったのか全くわかりませんでした。だって完全なるオリジナルデザインの作品だと思ったからです。ですが、しばらく拝見していて、あれっ?これってもしかして「バッグの素」をお使いくださったのかな?んんん?一緒にお送りくださったメッセージを拝見させていただいたらやっぱりそうでした。
M.O.様はフラも学んでおられて、教室でこの「He Aloha No O Honolulu」を習っておられるそうです。雨風が強い中、二人を乗せた船(マウナロア号?)がホノルルを離れてマウイ島かハワイ島に向かう様子を歌った曲で、荒波を進んだり、魚に会ったり、穏やかな海を進んだり様々な様子を描いた比較的歌詞の長いラブソングです。二人が進んでいく行く末にはいろんなことがあるかもしれないけれど、一緒に居れば何でも乗り越えられるという意味があるのでしょうか?

作品の中に描かれている船や魚、灯台は、M.O.様のオリジナルモチーフで、全体のデザインは完全なるM.O様によるものです。バッグの素はほんのちょっとお手伝いさせていただいているにすぎません。この作品はお住まいの地域の文化イベントで、ご自身はフラでステージに立たれ、同時にこの作品を展示されたのだそうです。「踊っている曲がキルトになるなんて」とお仲間のフラシスターズ様たちにも喜ばれたのだそうです。

フラを学びながらキルトも作る。これはとっても素晴らしいことだといつも思っております。なぜなら、フラを教わるときってハワイ語や英語で歌われた曲の内容や背景についてきちんと説明されることは当たり前で、その背景やモチーフについて思い描きながら踊りで表現することがなされる機会たくさんあるためです。この花は何?この葉は何?どんな意味があるの?みたいなことを理解した上でそれを舞踊で表現する必要があるので、より深い作品制作につながりやすいとみなさんがフラを踊れるようになるといいな~と思っております。わたくしはフラを踊ることはできませんが、コンサートを定期的に開催する興行やイベントを主催する会社の仕事を10年ほどやっており、日本全国、たまにはハワイまでいろいろ出かけることがたくさんあり、地域のフラ教室(ハーラウという)の代表の方、教室に所属されているダンサーの方、ハワイのフラの指導者(クム、あるいはクムフラという)や、ミュージシャンの人たちと一緒にあっちこっち行きました。なので、この曲のこともよく知っておりました。

ですが、今回最も驚いたのは「バッグの素」の使い方です。わたくしがこの商品を思いついたきっかけとしては、中のモチーフを自由に組み合わせてお客様がご自身オリジナルデザインのバッグをつくることができると考えたことが限界でございました。ですが、この作品を拝見して、またまたまたまた、なるのどね~こういう使い方もあるのだな~。バッグじゃなくてもこのようなピクチャーキルトのパターンとしても使えるのだな~と教えられたことです。ご自身は子どもっぽいかな?とおっしゃっておられますが、材料の選び方や、色、他の素材との組み合わせで全くそのようには感じませんでしたし、メッセージとしてご自身が伝えたかったとおっしゃっておられる「元気いっぱい!」はもちろん、とっても素敵~とわたくしは感じました。「ひゃーすごい!このバッグ」という記事を探してください。この記事でご紹介したとおりM.O.様はとってもセンスがとてもいいと感じております。その方が制作された作品ですもの、素敵にきまってる。
展示のために、未だキルトラインが未着手の場所があるそうなので、すべて仕上がったらもっと素敵になるに違いありせん。なんだかわたくしがご紹介することが申し訳ないようなオリジナリティあふれる作品のお写真をお送りいただき、とても嬉しく思いました。以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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