Taroのバッグ

5070WH033 taro_bagこのTaroのデザインは最初、ウォールハンギング用のパターンとしてデザインしました。ですが、サイズが50×75cmだったせいもあって、埼玉で教室を主宰される北村先生が、パターンを真ん中から二つに折り、写真のようなバッグを制作されました。その写真を掲載しましたところ、これをいいなと思ってくださった方が大勢おられたようで、バッグを作りたい!とご購入いただくことが多くなった不思議なデザインです。こちらとしては、ウォールのデザインとして描いたはずなのに、こうしてバッグが出来上がってしまうと、最初からバッグのデザインだったのではないか?とわたくし自身も心が揺らぐようなことが起こって、人が自由にパターンをアレンジできることで、反対に多くの事を教わるのです。

mitsumori01つい最近もMitsumori先生がバッグのパターンとしてこのデザインを気に入ってくださり、本日進捗のお写真をブログにアップされたとご連絡をくださいました。パターンの一部をトリミングしてバッグのデザインとしてアレンジを加えたもので、Mitsumori先生がこのパターンを見たときに、どこが気に入ったのかがよくわかるデザインになっていて、また、なるほどねーと感心したのでございます。ブログにご親切にわたくしのコピーライトを入れてくださっておりますが、これはすでにMitsumori先生のオリジナルデザインであると推察できますので、コピーライトは無くてもいいんじゃないでしょうか?と思っております。代わりにご自分のお名前でデザインを語っていただいたほうが、プアラニキルトの生徒さんが増えるのではないの?と少し心配しております。デザインは最初から自分で描くことは難しいかもしれません。でも出来上がったパターンをきっかけに、何か気づくことはどなたにもあることだと思います。このTaroのデザインも、ウォールのつもりで描いたものからスタートし北村先生がバッグにして、Mitsumori先生がアレンジを加えてまた新しいデザインが生まれる。これってものすごく素晴らしいことだと思うのです。アレンジしてくださったことをこうしてご連絡いただくことで、今まで無かったパターンを通しての広がりが生まれるなんていいお話ではございませんか。Mitsumori先生以外にもYoshinaga先生など、感の鋭い方は、いち早くわたくしの言わんとしていることに気づいてくださいました。こうした素晴らしい方たちわたくしも支えられているのです。愛。

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