「Kukui & Kukui Lei」は、11月11日にこのブログで掲載させていただいた、新しいデザインのひとつです。3つご紹介したなかで、このククイのデザインが、比較的反応がありました。ベッドカバーのデザインにあった、Kukui & Kukui Leiをイメージを変えずに小さいサイズにしてくださいというオーダーをいただいて描いたいきさつについては、11/11の記事をご参照ください。
最初にオーダーのあった色は、エマリリーの色とのことで、最初えっなんでその色なの~?とは思いましたが、好きな色×好きなモチーフでお作りになりたいという生徒様からのご要望とお聞きして納得いたしました。最近、エマリリーの色でカットされたことは、オーダーをお受けした先生より伺ったのですが、残念ながら、カットされたキットの写真は送られてきませんでした。自分的には様々な悩みと苦しみの結果、作り上げたデザインでしたので、本当はカットされた様子を拝見したいとは思っておりました。
デザインした直後、指定された色で確認をしてみたことはみたのですが、なんとなくピンと来ない。これでいいのかなー。なんとなく気に入らない。でも、指定された色だからなーとか。などとひとりぶつぶつ。これはこれで、いいのかもしれないけれど、納得が行かないわたくしは、モチーフをイメージさせる色として、色を変えてみることにしたのが、ショップでもご紹介しておりますパターンの色となったのでございます。どちらが好きかはそれぞれの自由ですし、色によってイメージが大きく変わることが如実に表れるデザインであることは確かなようです。個人的には、なんとかカットされたものを見たーいとずっと思っておりました。そんなわたくしの気持ちを、常に察してくださるのは、いつでもご協力くださる北村先生です。
切って切ってというけれど、このパターンはカットをして合わせるのが難しい。なぜならデザインの流れが基本的に楕円であることと、中心から同心円状に全ての要素がばらばらになること。2色使いなので、白の部分を綺麗に合わせるのが意外に大変なこと。などが想定できました。もちろんカットするときは、最初から全部の要素をばらばらに切るようなことはいたしません。カットした北村先生からも、
「適当に合わせると、これかなりゆがみます。」
と、ご感想を頂きましたが、「これから楽しいしつけに入ります~」ですって。
パターンだけでなく、カットしたものを見ると、俄然リアルに縫えそう、楽しそうと思うのはわたくしだけなのでしょうか?こういうパターンは、やっぱりキットでの販売が正しいのかしらんと、北村先生のお話を伺いながら思うのでございました。
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