月別アーカイブ: 2014年4月

論語を買う

koushi孔子の論語を読んだことがなかったのですが、週刊文集の佐々木常夫さんの「ビジネスマンのための「論語」入門」を楽しみに読むようになって、いよいよ初めて論語を読んでみようと思うようになりました。論語を解説している書籍はいくつもあるらしいのですが、金谷治さん訳注の論語を入手いたしました。この方の本を座右に備えているという方が多いとお聞きしたからです。

腹が立ったり、不当な扱いを受けたりしたときに、自分が悪かったのだとか、相手に全責任があるとかそういう低レベルな感覚にとらわれないように、友達のいないわたくしは、ときたま何かに救いを求めたくなるのです。すでに同じ仕事を30年以上続けてきて、相手に対して悪意を持って対峙してきたことは一度もありませんが、世の中には様々な人間関係というのがございます。どんなに長いこと、仕事をしてきても、ちょっとしたきっかけでその関係が悪化するということは今までさんざん見てきました。ちょっとしたきっかけというのもまた、人間だったりする訳でございまして、本当に複雑と言いましょうかそこで、佐々木常夫さんを通して、孔子はこのような状況を、どう解釈しどう乗り切るのだろうと、論語を購入した訳です。

漢文のままなら、1行も読めない論語は、解説なくして理解することは到底できません。ただ、この本は読んでしまって終わりという種類ではなく、辞書のように何度も何度も開いて読むタイプの本であることが理解できました。今のわたくしの精神状態では、ほとんど何を言っているのかわからない文章もありますが、いくつもあるお言葉のなかから、己にあてはめてどきっとするものがあったり、相手にあてはめて、そうよね~と慰めになるものがあったり。わたくしも一人の人間ですから、こちらが正しいと思ってしまうのは仕方ないことで、そこを譲らないために人間関係は悪化してゆくものだと思ってまいりました。でも、以降なるべくこういうことが無くなってゆくようにするにはやはり、わたくし自身の問題として何かを変えてゆく必要があるのかもしれません。そこで論語に教えを請うた訳でございます。

「子曰、放於利而行、多怨」
「子の曰く、利に放りて(よりて)行えば、怨み多し。」
「先生がいわれた「利益ばかりにもたれて行動していると、怨まれることが多い。」

ははは。言われてしまいました。
まず、最初にお金に左右されないという部分だったりして。などど苦笑しております。

オバマが来て帰った

今は、2014年4月後半に入りつつある時期で、おぼかたさんや、韓国の大型船の事故が起こったり、オバマ大統領が訪日したり、ニュースソースに事欠いていない感じです。昔、父が、テレビで流されるニュースや、CMは、ある意味洗脳的な要素があるから、気をつけて見た方がいいよ。と言っていたことを思い出します。“みんながこちらの思うようになってくれなければ、意味がないんだよね。”とつぶやく父は、電通に勤めておりましたので、この言葉の意味を肝に命じて生きてきました。

父が言いたかったことは、自分がどんな不利な状況に立たされても、優位に立っても、周りの人や情報が、自分にとってどんな意味があるのかを、己の目で見て己の視点から判断しなさい。それは時には人と違っていたとしても、自分が判断することが大事なんだ。という教えだったと思っております。仮に下した判断が1対100で、その結果ひとりぼっちになってしまったとしてもです。

船が過積載だったとか、乗務員が我先に逃げたとか、船会社のオーナーがカルト教団に関わっていたとか、毎日毎日マイナスの情報がプラスされてゆくのを聞くと暗い気分になります。世の中全体が、おまえたちが悪いことをしたと徹底的に攻撃をしかけているようで。では、自分自身を見てみたらどうなんでしょう。自身がほかの人のミスを徹底的に攻撃できるような一点の曇りのない暮らしをしているのでしょうか?少なくともわたくしに関しては、人のことを攻められるような暮らしはしておりません。事実、実生活でも上から言われることや叱られることのほうが多いです。でも、人生のどこかの時点で、こういう機会を少なくしてゆくように願って精進すること以外自分を保ってゆく方法が現状、見つかりません。

taroanduluそれでも幸せだと思うのは、デザインができることです。地道にものごとをとらえて形にするのは簡単なことではありませんし、描こうとする何かを作り上げるプロセスは、他人の存在を一切考えることなく、すべてが自由で解放されています。また、デザインしたパターンを作ってくださる方がおられることは、大きな心の支えになっています。これは、4種デザインしたタロ&ウルのベッドカバーです。最初にオーダーをお受けした時の色から、デザインを見て変更されたそうです。ベッドカバーですので、どのくらいの期間で仕上がるかはわかりませんが、完成された暁には是非お写真をお送りください。

Thank you! Kotoe

kotoes_honuandhibi_300埼玉の北村先生の教室で、ずっとずっと作品を作り続けておられるHayashiさん。いつもどうもありがとうございます。

察するにこの写真は90度右に回転させて正解だったような気がするのですが、そこは写真をごらんになる方にお任せいたします。

実際のデザインは、こちらをご参照ください。この基本のデザインにアレンジを加え、フレームに使っているハイビスカスのいくつかを、信じられないことにホヌのお背中に載せてしまったようです。さらにホヌの背中の仕上げをキルティングではなく、タパカパにて仕上げてくださいました。ありがとうございます。楽しんで作品を制作されていることが伝わってくるのがとにかくうれしく思います。パターンを自由に展開できる、わたくしのショップならではの作品だと思います。
私のデザインだから、それに従って作品制作をしなければいけません!などと言うつもりは全くございません。このようなすばらしい作品が、パターンを通して数多く生まれてくることこそ、サイトを開いた目的でもございます。パターンさえあれば、好きなデザインを自分好みに作り上げることができるのです。

Hala=タコノキ

takeda_books武田和男氏の新しい植物の本を苦労して入手いたしました。魅惑の花園・ハワイの花300種ガイドという本は、ずっとわたくしのバイブルでしたが、それに加えて、“ハワイ魅惑の花図鑑・熱帯・亜熱帯の花1000種”が新たに蔵書に加わったことになります。

早速この本を開くと、最初に掲載されている植物が、シマタコノキ(ハラ)でした。ハワイの自生種として最初に紹介されていて、自身もよく知っている植物でしたので、本を購入できた記念としてデザインしてみました。

PFT029 OBC019_hala_dep_300

もちろん最初にピローのパターンを作成し、これを元にウォールやベッドのへパターンに活用します。葉は、ラウハラと呼ばれ、敷物や箱などの日用品に加工されたり、スカートにしたり、屋根材などに使われています。パイナップルのような実をつけ、熟すとばらばらになることで、鳥が種子をいろいろな地域に運び、ハワイにも自生する植物となりました。

植物を見てどう捕らえるかは各自の自由ですがこの植物を見た時に、放射状に伸びた葉の真ん中にパイナップルよりすこしごつくて堅そうな実がちょこんと真ん中についている感じ。というのがイメージでした。さて、これをいかにしてハワイアンキルトのパターンに描いてゆくかと考える訳です。基本的には8分の1で描きたい。ハラの葉は成長すると途中で折れ曲がってしまうものもあります。これも視覚的には植物を表現する上で大切な個性的な要素になり得ます。ですがピローのサイズではそう細かいことはできません。などなどを考えながら、試行錯誤してピローのデザインをひとつ作りました。

これをベッドのサイズにしようと決めたのは、おおらかな植物らしさを描くなら、ベッドがいい!と考えたからです。このベッドもひとつの答えにしかすぎませんが、これから先に個人的にデザインを考え、完成させたいモチーフでございます。放射状に伸びた…。という要素を、もう少し追求したいと考えているのでございます。

学ぶ時間

月に1回、第三日曜日もしくは、第四日曜日に、ハワイアンキルトについて学ぶ時間を作っております。ここ数ヶ月は、全く販売目的ではなく、昔のデザインのベッドカバーをパターンに起こしたものを、実際にカットしてみましょうという取り組みで集まっております。

20140323_pho先月は、故デボラ・カカリアが作家生活の初期に制作したと思われる“Mokihana & Maile Lei”を復刻させてみました。元のデザインはHarriet Soongという人の手によるものですが、これをデボラ・カカリアがリデザインしたものです。写真はトレースしてカットし、ピン打ちをを終了させたところでパシャ。ここまでの作業を5人で約3時間で終わらせるチャレンジをしております。過去のデザインには、コンテンポラリーなものには見られない要素があります。パターンを見ながら、いろいろと考察しつつ互いに意見交換しながら、スキルを磨くもとも忘れないように濃密な時間が流れます。

20140420_2今月は、本日の開催で、同じくデボラ・カカリアの手によると思われる菊のベッドーカバーをカットしてみました。このパターンは、後にモチーフの表現を変更したと思われるもので、実際の作品とモチーフの形が違っています。220×220cmでカットすると、どうしても元のデザインでは縫い上げることが難しそうなので、変更後のモチーフを使ってパターンを描き起こしました。
これも同じく3時間で、作業を終了させました。月に1回でも、大きな作品の制作に関わり、自分の力でベッドカバーのキットを組み合わせることは刺激になります。これらは、販売目的にしておりませんので、参加メンバーが個人的に作品制作することで、毎月サイズやパターンを変えて継続中です。

バッグのデザイン

スタンダードなレッスンバッグに立ち戻りたいということで、オーダーをお受けしたバッグのデザインです。マカダミアナッツ、ココナッツツリー、ウル(パンの木)の3種4パターンを作成いたしました。bag

このオーダーのパターンを見て、葉っぱのデザインがお好みな感じがいたします。季節的なものなのか、オーダーをいただいた方が葉好きなのか、お客様から、葉のモチーフのオーダーが多いのかわかりませんが、結果このようになり、緑色の世界が繰り広げられることとなりました。
バッグのデザインを考える際に、よくお聞きするお言葉が脳内を駆け巡ります。
「ハワイアンキルトのバッグって、レッスンの時以外恥ずかしくて持てない」
「子ども用ならいいけれど、自分が持つのには抵抗がある。」
うーん、困ってしまいます。

もちろんルイス・ビュトンやシャネルのバッグと同じようにとは申し上げませんが、このようなコメントが聞かれるということは、デザインがよくないという理由から来るのではないのでしょうか?これは不徳のいたすところと申し上げるしかありません。ココナッツツリーなどは、悲しくなるようなデザインのものばかりなのが現状でごさいます。ご自分で制作されるバッグを、どこにでも持ってお出かけいただきたい。そんな気持ちを込めまして、大人がお使いいただけるよう心より願って作成したデザインです。同時に、ハンドルの位置などにも配慮して考えたパターンです。

褒めてほしいらしいので。

今回のXP騒動で、家電量販店で、Windows7 32bitのOSを探しましたがどこも品切れで、在庫がありましてもアルティメットであったりで、半ばあきらめておりました。そもそも、XPのサポート終了対策として4月9日にDellより新しいPCを購入していたことはしておりました。だがしかし、これが使い始めて2日後の朝にはもう電源が入るということはなく、現状は返品交換待ちという状況で要するに初期不良のPCでございました。ですが、わたくしの場合、PCがなければ仕事は一切できず、11日の段階で、XPを搭載したVAIOだけが使える状態だった訳でした。そこで、Windows 7の必要性が急務となってしまったのです。

が、パッケージはもう入手不能で、どうしたものかと探していたところ、恐ろしいショップを発見いたしました。その名は、keygoodjp という怪しげなショップでございました。Windows 7 32bit ダウンロード版¥9,800→¥5,300。なんでしょうこれ?わたくしの希望に合わせた価格で切望しているWindows 7が入手できるの?うれしいけれど、大丈夫なのでしょうか?ページを凝視し、体中が目になってしまうほど凝視し、悩み、葛藤し、結局5,300円くらいならだまされてもいいや。と震える手で購入ボタンをクリック。プロダクトキーとインストール方法のメールが届くまでの小一時間は、期待と不安で、気が狂いそうでした。

実際はダウンロードに3~6時間かかり、インストールディスクを作成するのにさらに数十分、セットアップにアップデートを含めて18時間ほどかかりましたが、ライセンス認証は通り、問題なくWindows 7化に成功いたしました。今朝、そのkeygoodsから、インストールはうまく行きましたか?というフォローのメールが届き、うまく行ったのなら、ご自分のWebsiteを褒めてほしいと記載されておりましたので、ご紹介することにしました。

このショップを見つけて、どうしようか悩んでおられる方、簡単ではないし、時間はかかりますが、2007年に購入したわたくしのVAIOを無事Windows 7化できることが確認できています。その後Adobe Creative Cloudや、MOARISAWAフォントなども問題なく動いております。Photoshop CCも厳しいながら、無事に動いております。怪しいと思ったサイトに今は感謝をお伝えしたいと心から願っておりますし、もうすぐ消滅する愛すべきVAIOがすばらしいPCであることも、重ねてお伝えしておきたいと思います。

スイカとサクラ

オーダーにお応えして、スイカとサクラのウォールハンギングのパターンを作成いたしました。スイカの大きな作品を作成したいと言ってくださったK様に感謝です。サイズは80×100cmです。

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スイカはバリエーションを作りました。葉が中心になったデザインと、実が中心になったデザインと。スイカは大きな実がでいるので、葉の量に対して実が少ない生え方をするので、左のデザインのほうが、実際の植生に近いイメージですが、なんだかバランスが悪い。そこで、右のデザインを作成しました。総数10個のスイカがなっているゴージャスなデザインです。自分はスイカがあまり好きではありませんが、植物としての姿はとっても魅力的ですし、夏を代表する果物(野菜)ですので、これから手がけてみようと思う方も多くおられるかもしれません。

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これはサクラ。サクラの木の下から上を見上げたときをイメージしたデザインです。ほとんど花しか見えず、花をつなぐ枝が花の間から見えるところを描いたつもりです。スイカかサクラで、オーダーをくださったK様はどちらを選ばれるのでしょうか?楽しみにお答えをお待ちしております。

サクラをハワイアンキルトでパターン化するのはとても難しいですが、多くのパターンデザインを手がける方にとっては、永遠のテーマでもあるので、自身も追求したいと思います。もちろんパッチワークと違うハワイアンキルトの正攻法で。

7になりましたなんて

昨日、一昨日、そして本日は、Windows7化に向けて作業をストップさせました。PCを新しくする度にかかる費用は少なくなり、ですができることは多くなり、よい時代になったと思います。XPをサポート最終日まで使うことができたことも、7年間がんばってくれたVAIOにも感謝しております。このVAIOは、廃棄されることもなく、次男の部屋で再度活躍する予定になっています。データの移行、設定の移行に2日ほどかかりましたが、一つの欠損データもなく、セブン化終了でございます。これからは、もう少し早いサイクルで機械を変えた方がよいと少し考えを改めました。

また、本日からこの機械とともに何かを生み出す日々に突入いたします。

なんて書きました、新しいPCが、2日で壊れて、がっかり。VAIOの恨みでしょうか?機械を入れ替える時は、いつも大変です。新しいPCが突然動かなくなったり、壊れたり。機械に魂は、無いと思いたいのですが、毎回こうなるとね。新しいPCを入手しても、今使っている機械から見えない場所に保管したり。こういう経験って自分だけのものなのでしょうか?