季節はずれのハロウィン

昨日の続き。これは2/1パターンのハロウィンをカットされたものです。見本の色合わせを反転しました。とこのお写真をお送りくださいました。nagao_helloween_800

実は、わたくしも反転されたものを見るのは初めてなので、へー。なるほど~こっちもいいなと思いました。これをデザインしたのは、ハロウィンの出演者をなるべくたくさん入れて、1枚作れば、毎年使えるものにしたいという風に考えました。ここ数年で、バレンタインやホワイトデーより経済効果が大きいくなったというハロウィン。箸休め的な小物でやりすごすイベントから、このくらい大きなタペストリーの作品があってもいいじゃない。また、2分の1のパターンにすれば、多くのモチーフを入れることも出来るし、少し複雑でもカットがしやすく、多くの方に楽しい作品制作のお時間を持って頂けるにちがいないと考えました。ハロウィンは、夜のイベントで、本当は黒を使いたいところなのですが、これほどのサイズのものに、黒を使うのは気がひけるので、パープル+オレンジでハロウィンらしさを出そうとしたことを思い出しました。
季節はずれのハロウィンですが、100×100cmのきちんとしたサイズのあるタペストリーを今年のハロウィンまでに余裕を持って仕上げようとするのなら、今から制作を開始することも、ありなのかしらと思います。色を反転させただけで、また雰囲気が大きく変わるので、この作品の完成は、とても楽しみです。
nagao_plumeria_800nagao_monstera_bag_800これと一緒に、バッグの進捗写真も送られて参りました。大きいのがバッグの面、小さいのがマチ部分に付くポケット部分です。上がプルメリア、下がモンステラ。プルメリアのほうは、ベースに彩度の低いグレー系の色を持って来て、バッグとして実用性と洋服の色を選ばない活用性をお考えになっていて、おしゃれなバッグに仕上がりそうです。
それに反して、モンステラのバッグは、ハワイアンキルトらしい、元気いっぱいのバッグだな。少し若い方がお持ちになるのかな~と思いました。

HK様は、色合わせがいつも上手だなと感心させていただいております。特にモンステラ。ベースのターコイズは、限りなく青に近い緑で、基本的にその青に近い緑の濃淡でいくつかの葉をレイアウトしてあります。その中に1枚だけ、黄色に近い緑を入れることで、上に1つだけ乗っているプルメリアの黄色が浮いてしまわないように配慮されている。うーん素晴らしい。センスいー。
彼女はフィエスタコットンを使っておられるそうですが、これもそうなのかな?製造中止がささやかれているこの材料。ロットによって色が違うという大変さがあるけれども、厳選された63色は、ハワイアンキルトにはぴったりラインナップだったな~と思い出すのでございます。

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