明日。などど申し上げまがら、一日空いてしまいました。続きをお話させて頂く前に、作品のお写真が届きましたので、ご紹介させていただくことに致します。ますはHK様の作品です。
最初は、彼女のオーダーで描いたフィッシュフック(釣り針)です。超綺麗にできていて、額装までされていて、これはまた、ギフトとして使われるのかしらんと思うような気合いの入った作品です。参考キルトラインではなく、オリジナルのキルトラインで制作されました。「ボーンカービング実物のつるりとした滑らかさを残しつつ、彫り部分をキルトで表現してみました。」というコメントが付けられております。35×35cmのパターンで、作やすいデザインなので、是非チャレンジしてください。
少し間隔の狭いエコーキルトが、入れられていて、フィッシュフックがスイングしているように見えて、いい感じです。釣り糸の色をと額のフレームの色と合わせてあって、額を含めた作品として成立していて、かっくいー。それにしても、エッジが決まって綺麗に縫えているな~いつもすごいな~と、じっくりと作品を拝見させていただきました。見落としてしまいそうな部分ですが、ほんのちょっと色を変えた細めのパイピングも見習いたいわー。
こちらの2点は、イベント用に1日で制作を依頼されたものだそうです。15×15cmのミニタペストリーです。上が「モンステラ&プルメリア」下は「ドルフィン&プルメリア」で、猛スピードで慌てて作られたのだそうです。ハウジングセンターのイベントで、モデルハウスにデコレーションするためのものだそう。ポーチのパターンをつかって、レイアウトを変えて、額装。しかも、モデルハウスに訪れた方ならどなたでもわかるモチーフを使ってあって、これを見て、ハワイアンキルトやってみようかな。と思って頂けそうな、フレンドリーな作品です。色もわかりやすくて、綺麗。トリミングもうまくて、センスいい~。と、じっくり見ないでというご希望に反して、じっくり拝見させていただきました。ありがとうございました。
次はKawasaki様が、息子さんのために制作中の「Gecko」です。
いかがでしょうか?わたくしはとーーーってもびっくりしました。青い世界に住むGeckoのこの作品、ベースの色は息子さん自身がセレクトされたそうです。パターンの中に入っていたモンステラも取り払い、ゲッコー1本で勝負しようと決めて、ただいま制作中です。
もう、わたくしは、これがキルティングされることを、心待ちに致しております。Kawasaki様はきっと、ベースの色に合わせるために、この生地のどの位置を切り取ろうかとか、バッグのどの辺にゲッコーを入れようかすごく色々考えられたのだろうと思いました。少なくともわたくしにお送りくださったお写真からは、「決まってる~。」と思わせる世界が描かれているように感じました。そして、わたくしでは決して考えられないであろう作品の進捗に、心から感心いたしました。続きを早く見たいです。
このブログに掲載させていただくお写真のほとんど全て、より作品の良い部分を見ていただくために、全て手を加えさせていただいております。どこに手を加えるかといえば、周りに写ってしまっているものや、必要では無いものを消しす。ほんのすこし斜めになっている写真を回転するなどの、加工です。でも、お送りいただいた全てのお写真は、手を加えていない元の状態でも、全て大切にさせていただいております。お送りいただくお写真は全て、わたくしの宝物なのです。
コメント
いつも楽しく拝見しております。(*^_^*)
今日紹介されている作品もとても素敵ですね。
特にフィッシュフックとゲッコーに惹かれました。それぞれに意味を持つモチーフでとても良いですね。
青いゲッコー、すごくカッコイイです。♪なんだかドキドキしました。