パステルカラーのバッグ

Lino QuiltのYoshinaga様からバッグが出来上がりましたと、素敵なお写真が送られて参りました。彼女の教室で、どんどん作品を仕上げておられるTakako様の作品です。これは、カットされたときのものもご紹介させていただきました。yoshinaga_bag_800パターンの左右から横切っているのはレフアのレイなのですが、そこはキルトラインを入れずに仕上げられています。ふっくらとした雰囲気を希望されて、あえて、ラインを入れられなかったのでしょう。これは、Takako様から娘さんへのプレゼント。またまた、うらやましいお話を聞かせていただいてしまいました。いいよね~こんな素敵なバッグが、ギフトとして使われるなんて。
このバッグは、茶系の色使いが参考になります。中央に入っているレイの色、ばっちりです。実は茶色は合わせるのが一番難しいので、言葉で「茶色」と言われると、一番困る色なのでもあります。
というのはおおまかに言って、茶色は、3種類あるとわたくしは考えています。ひとつはこのバッグに使われている黄色+紫でできる茶色。Yoshinaga様が組まれたこのバッグでも、一番大きな面積を占めているこの色は、黄色+紫でできた茶色をセレクトされているので、とっても決まっています。二つ目は、オレンジ+ブルーでできる茶色、三つ目は赤+緑で出来る茶色の3種類です。茶色を合わせてみて、あれっ、なんだか合わない。という経験をされた方もおられると思います。なので、茶色を使うときは、絶対に隣同士で合わせてみることを心がけるといいと思います。このバッグのように、ベースが黄色なら、黄色+紫でできる茶色が、ベースが青やオレンジなら、青とオレンジでできる茶色を。そう、もう、わかりますよね、ベースが赤や緑なら、赤+緑でできた茶色を選べば、うまく行きます。茶色は茶色であり茶色では無いのだといつも思います。
三原色と無彩色(白・黒・グレイ)以外は全て、何色かの色が混ざって出来上がっていることを頭に入れて、Yoshinaga様の作品のように、うまく茶色を選ぶと、超素敵な作品がしあがるのだなあと、お写真を拝見して思いました。Yoshinaga様も「とても上品で素敵なバッグとして仕上がりました。」とおっしゃっておられます。kitamura_plu_pouch1_800

ちなみに、同じレフアのレイは、こんな感じにキルトラインが入ります。これは、新しいポーチで、北村先生が新たに考えてくださったものです。こちらの詳細は、明日に続きます。

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