フラガール!

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志木と柏の教室を主宰されておられるKaiho先生より、生徒様の作品写真が送られて参りました。本日ご紹介させていただくのは、志木教室の生徒様の作品です。まず最初はTakano様の「Hula Kahiko」です。53×53cmのバッグ用のパターンとしてデザインしたものです。
takano_hulagirl_800人物をあまりモチーフにすることをしないハワイアンキルトですが、これは甲府の村上先生からのオーダーでデザインしたものです。彼女の生徒様のなかに、フラを学んでおられる方がいらっしゃり、フラガールをモチーフにしたものをとのオーダーで描いたものです。デザインを描く側としては、フラを知らない方でも、簡単にフラ(あるいはフラダンス)をイメージできるダンサーを描くことで、多くの方に制作していただきたいと願ってデザインいたしました。このサイズ以下で作ると、もうアップリケができないというぎりぎりの細かさでカヒコ(古典フラ)舞う女性をTakano様も綺麗に仕上げられています。ベースにほんのりむら染めの生地を使い、ジュラガールの色が、マウイの赤土のようなイメージを想像させるような、島を感じる作品だなあと思います。もしかしたらTakano様自身も、マウイ島が好きなのかもしれません。この赤土色に、抑えめな色で配置されたココナッツツリーの色もマッチしていて、独特の世界観を表現できていて、とても素晴らしい!きっと楽しくあっという間に作品を仕上げらたことと思います。Takano様の作品はもうひとつあります。takano_pineapple_800

Pineapple 2です。実の部分は切り込んで仕上げるデザインになっているのですが、Talano様は全てキルトで仕上げてくださいました。素材と色のせいか、新しいのにアンティークな雰囲気に仕上がっていて、青いパイナップルも、面白いな~と思います。好きなモチーフと好きな色、仕上げ方についても、ご自分の意志に従って、希望通りの作品を作り上げる楽しさをTakano様は満喫されておられることを感じます。また、深読みするとすれば、お子様(もしかしたら息子さん)のために、将来が実になるようにと願って制作されたのかもしれないなと、思ったりもいたしました。(違ったらごめんなさい。)作品には、それぞれ制作された方の思いや願いが詰まっているのがほとんどなので、それぞれのエピソードにもわたくしは大変興味がございます。
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最後はIkuta様のSakuraです。Ikuta様も、花のキルトラインを変更されて、ラインの先端にビーズでデコレーションされています。色も綺麗で、春らしいかわいらしく、女性らしい作品です。きっとこんな雰囲気の方なのでしょう。ハワイアンキルトのパターンは、モチーフをある程度、抽象化&単純化しなければいけないので、本当は描きたいと思う部分を割愛しねければ描けません。桜の花、特にイメージしているソメイヨシノは、Ikuta様が気に留めてくださったように、めしべおしべの存在はとても重要なのですが、そこまでパターンに盛り込むことはできません。なので、こうしてめしべおしべに注目して、パターン上では表現できない部分にビーズを使って「らしさ」を描き出してくださったことに、とても感動いたしました。キルトライン入れておいて良かった!ご理解くださったのね。
桜に関しては、多くの日本人がどんな植物かよく知っています。なので、ご自分のご覧になった桜を表現できるのかもしれません。だから、モチーフについてよく知っていればいるほど、ご自分独自の作品を作り上げることができるのかもしれないと、思うのでございました。

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