過去のデザイントレースしたことありますか?

mokihana_depときどきわたくしは、昔のデザインパターンを描き起こしてみたりします。これはMokihanaのデザインで、275×275cmのサイズで昔制作されたパターンです。これは、以前KG様という方が実際のサイズで仕上げたものを拝見させていただいたことがあります。このパターンをデザインしたハワイの有名作家は、モキハナというモチーフを好んでいたようで、このデザイン以外にもモキハナの素晴らしいデザインを残しています。

このデザインはわたくしがハワイアンキルトのおもしろさを教わった作品のひとつで、たかがハワイアンキルトと決して言えなくなったデザインでした。8分の1に折り曲げた布をカットして広げる。それは子どものときに、折り紙を折って模様を描き、はさみで切って広げて、偶然出来た模様を眺めて面白い、つまらないと遊びに近い手法がハワイアンキルトだと思っていたわたくしに、衝撃を与えたデザインでございます。

2006年に実際に作品を作りあげたKG様によって、リアルに目の前にこの作品が現れたことにひどく感動し、制作者に深い尊敬と感謝の念を抱いたことは今も忘れません。今でも、その作品のできあがり写真は、ちょくちょく見つめる日々でございます。作品の写真を掲載すると、その方にも失礼なので、元のデザインをトレースしたものを画像としてご紹介します。縫う前のパターンなので、モキハナのモチーフに施された穴や、アップリケをすることで、一回り小さく細く作品が仕上がることになるのですが、それを想像するまでも無く、このデザインはすごい!8分の1だけ描いて、それを広げた結果がこの説得力か。あなどれなし、ハワイアンキルト。と数日間その余韻にひたったことを思い出します。

パターンをトレースしたことってありますか?ひとつひとつトレースすると、デザインの意図や隠されたメッセージなどに気づくことがよくあります。また、伝統の手法がいったい何だったのかということも、パターンをトレースしてみると、すごくよくわかることがあります。それに気づいてほかの作品の写真を見ると、霧が晴れたようにいろいろなことに気づき、すっかりハワイアンキルトにはまってしまったわたくしが今も居るのです。トレースしたパターンは、日本ハワイアンキルト製作所のサイトでもご紹介しております。過去の作品をご自分の勉強のために作りたいと希望される方は、お気軽にお問合せください。

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