Patagoniaですらクオリティを守れない?

patagoniaアウトドアウェアのパタゴニアのカタログは、ページをシールで留めた状態でいつも送られてきます。このカタログの内容のクオリティは高く、わたくしは全て保存しています。商品写真のほかに、すばらしいアスリートたちの写真やメッセージが記載されており、これが企業イメージを代弁するのに大きな役割を果たしていることは間違いないと思っています。

ですが、前回頃から、このページを留めるシールのクオリティが確実に下がったことを痛感します。最初の頃は、とてもはがしやすく、シールの糊がページに残るようなことは無く、なるほど、そういう部分にもきちんと対応しているのね、と感心していたのに、シールははがしにくくなり、はがしたあとに糊が残り、ページをめくるときにべたべたが残ってしまうのです。

また、保存するために、残った糊をはがそうとすると、破れてしまったり、以前のカタログとくっついてしまったりでなんだかがっかりです。シール一つが企業イメージを変えると当のパタゴニアは思っていないかもしれませんが、受け取るわたくしたちは、そんな小さなことから相手に対して疑念を抱いてしまうことにもなりかねません。きっと経費節減によるものだと推察できますが、こういったどうでもいい物こそ大切なのかもしれないと、ほんの少し寂しい気分に浸りながら、自分は気をつけようと思い直したのでございます。

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