Kawasaki様は、つい最近鍋つかみのお写真をお送りくださいましたが、その際に、作品を二つ制作され、一つはプレゼントされるとのことでした。この「Ulu 4」はその後にパターンをご注文くださり、あっという間にアップリケが終わられたとのことで、お写真をお送りくださいました。
今回は、興味深いコメントを一緒にお送りくださいました。
「しつけに細かく気を配ったので、かなり正確にアップリケが出来、とても満足です。どの作品も、無理矢理、位置を合わせることが少なからずあったのですが、今回は、それによる不自然なラインもなく、うまく仕上がりました。」
素晴らしいです。確かに大変美しくアップリケが終了されているご様子のこの作品は、ご友人様からのオーダーで、材料の色などを相談されながら決められ、素敵な作品に仕上がりそうな気配がぷんぷん。Kawasaki様は、いつも完璧に作品を仕上げられておられるので、この作品を手にされる方は幸せな方。いいですよね~。
しつけの重要性についてもコメントいただけたことは、わたくしとしては大変嬉しく思うのでございます。とにかくしつけが大好きなわたくしですが、しつけしたサンプル品を縫ってくださいとお願いすると、皆さんアップリケまではすぐに仕上げてくださいます。しつけがちゃんとされているから、すぐに縫えるし、複雑なパターンでもアップリケが楽しかった!と言ってくださいます。やっぱりしつけって面倒だけど大切なのだと思います。
よく考えると、最初のしつけというプロセスはとても大切なもので、ここでゆがんだり曲がったりすると、作品の完成に大きな影響を及ぼすものになるからです。完成作品がなんとなく平でなかったり、波打ったり、ゆがんだりするのは、だいたい最初の置き方としつけがいいかげんな場合によくあることなので、Kawasaki様のような方が、このように言ってくださっているのを拝見しながら、全く同感ですと、いただいたメールに声をかけてしまうのでございました。
教室を運営されておられる方も、きれいにしつけすれば、それがガイドになってアップリケがどんどん進む。→作品の完成が早くなる。→キットの回転が早くなる。なんて虫が良すぎな考え方なのでしょうか?
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