震災から10年

一般社団法人東北マハロファクトリーキラ・ウエアの坂井ひろみさんとは、南相馬でハワイアンキルトのイベント開催を通じて知り合いました。このことはこのブログのどこかに記事として書いていますが、このイベント以降、彼女とはほぼ毎日電話でやりとりして、いろんな話をする仲になりました。(今発売中の「すてきなフラスタイル」にも掲載されています。)
坂井さんとは、東北の産業のひとつとしてハワイアンキルトを地域の産業として育てくことを目指していて、ハワイアンキルトの講習会を開催したり、いわきの湯本温泉のおかみさんの団体に会いにいったり、東北で刺し子や布ぞうりなどを作っている人々にお目にかかったり、コロナウィルスの感染拡大前までは、こそこそと二人で行動したりしていました。
昨年末頃から、来年は震災から10年という節目だから、少し忘れられがちな東日本大震災について又、少し話題になると嬉しいと坂井さんとお話していたところにすてきなフラスタイルの取材が来たことをご本人は大変喜んでおられます。
震災直後に、南三陸に伺ったときに、流れてきた着物や布をキレイにして小さなポーチを製作して販売をしているのを拝見し、とっても丁寧に製作されているこの製品をを現地で購入しました。これを手に取った時から、同じポーチを作るのなら、色鮮やかでモチーフも豊富、作るプロセスも楽しいハワイアンキルトでもいいんじゃないか。なら、ハワイアンキルトの作り方を伝授し、パターンを無償提供して、産業として関わる人が増えたらいいのに。などと思ってひそかな行動を始めたのでございました。でも、この頃はもっともっと即効性のあるモノのニーズのほうが強くて、ハワイアンキルトができることは何もなかったのです。そして10年を迎え、すこし余裕が生まれてきた今、ようやくハワイアンキルトの出番が来たのではないかとわたくしも坂井さんも思っています。

https://www.newtohoku.org/outlook2020/_src/53033357/img20210210142534331539-v=1610599181904.jpg

今日この記事を書いたのは、「新しい東北」サイトの「新しい東北」官民連携推進協議会東日本大震災から10年を迎えた思い ~これからの夢・展望~ページに、キラウェアのコメントも載ったとお知らせがあったからです。そして、ここでもちゃんとハワイアンキルトを産業にすることを目指している。ということが語られているのです。
日本ハワイアンキルト製作所のサイトを経由して、いろいろな会社様からハワイアンキルトの製品は扱っていないのか?バッグなどをまとめて仕入れることはできないか?日本製の製品を持ってはいないか?という問い合わせをよくいただきます。そういうご質問に対しては「そんなものあるわけないでしょ。ハワイアンキルトのバッグやポーチは国内で完全に製品として扱える種類のものではありません。」と常にお答えしてきました。でも、反対にそれを実現できたらこれほど強いものもないかもしれない。とずっとずっとずっと思い続けています。そしてこれを実現できるのも、日本ハワイアンキルト製作所ならではなんじゃないか。と今日も思い続けています。


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