月別アーカイブ: 2015年4月

新築祝いのプルメリア

plumeria_leiフラを学んでおられる方は、曲に合わせて、レイやココ(髪飾り)を用意する必要があります。特にコンペでは、必ずフレッシュレイで踊らなければならないので、質感や香りなどに触れる経験をご自身がされる方も多いので、結構ハワイの花に詳しいという方がたくさんおられます。彼女たちが一番好きな花は、圧倒的にレフアで、ハワイアンショップの必須アイテムは、レフア柄のTシャツです。
一方、ハワイアンキルトを制作されている方は、モチーフは知っていても、実際の花を見たり触れたりしたことが無いという方、意外に居られるのではないでしょうか?この写真は、何年か前に、コンペにエントリーされたハーラウが、競技に使うために用意されたプルメリアのフレッシュレイです。もちろんプルメリアはハワイから送られてきたもので、アイスボックスに入れられ、競技の当日まで冷蔵保存されています。なので、1本が大変高価なものになるので、出演を決めた方は、衣装や花、チケットなどに費用がかかるので、とても大変。でも、コンペにチャレンジされる彼女たちは綺麗で輝いていてとても素敵です。
同時に、ハワイの花をレイに紡いで、リアルな花の強い香りに包まれるという経験ができることは、うらやましい限りでございます。このとき、30名ほどがエントリーされたのですが、その空間は千個以上のプルメリアの香りに包まれて、ああプルメリアは、こういう花なのね~と、実感しうっとりしたことを思い出します。日本で開催されるコンペのいくつかは、フレッシュレイでなければいけないので、一度観戦されて、植物の香りに触れてみるのもいいかも。
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そのかぐわしいプルメリアの花を、ハワイアンキルトで表現するとこんな感じ。これは、北村先生が、新築祝いとして贈られるために制作された作品です。白い額は作品がきっちり収まるようにオーダーされたものです。ピローとしてもお使いいただけるようにもされているうらやましい作品です。こうして額装されたものが手元に届いたら、わたくしだったら超感動します。そしてハワイアンキルトをご存じ無いかたでも、これはアートなんだと、認識していただけるかもしれません。いいな~。
ふっくらとした、花びらが、本当のプルメリアみたいで、触ってみたくなってしまいます。色もまさにプルメリアそのもので、制作された北村先生の伝えたいことが、わかるような気がします。「これは、プルメリアという香りの高いお花で、こんな色をしています。新しいおうちが、華やかに匂い立つような素敵な空間になってくれればと、作りました。どうぞ、お部屋の隅にでも飾ってください。」とか、勝手に妄想。シンプルですが、あの香りが伝わってくるような、素敵な作品です。
kitamura_plumeria2_800北村先生は、この作品に加えて、もう一点制作されて、贈られる予定で、平行して制作されておられるのも「プルメリア」です。
こちらは、幾何学的な構成のデザインなので、すこし変化を利かせた、ターコイズ+白の組み合わせで制作されています。でも、このターコイズは、元気なプルメリアの葉を感じられる組み合わせなので、両方を家に飾ったら、両方から、プルメリアを感じられる組み合わせになりそうで、やっぱりうらやましいと思うのです。こちらは、花のキルトラインをゴールドの糸で制作されていて、一家の繁栄を願った、ほんのちょっぴりゴージャスな仕様で、お祝い感が添えられている、作品に仕上がりそうです。それにしてもうらやましい贈り物。

ゴールデンウィークって言うけれど

このブログを書き始めて1年は過ぎたのですが、ちょうどその頃に出張で名古屋に行っていたため、1年過ぎました~と書くことができませんでした。時はもう4月の終わりで、この25年一度も休んだことが無いゴールデンウィークだそうです。最初の頃は、ご紹介させていただく作品も無く、この先どうなってしまうのかなあという不安がありましたが、ここのところ幸せなことに、毎日お送りいただく作品をご紹介できるようになりましたし、皆様のハワイアンキルト制作における様々な状況を知ることができて、びっくりするようなこともございますが、やっぱりそうだったのね。と思うことも多くございました。びっくりするような出来事を、わたくし自身も体験したことが、日本ハワイアンキルト製作所のサイトを作るきっかけにもなっていることは確かなことでございます。それでも、飽くことなくこのブログを書き続け、6月になったら、パターン販売開始1周年も迎えることができそうな気配が致します。たった1年の間に、何度やめてしまおうと思ったかわかりません。4月21日にGoogleの大きなアルゴリズム変更があって、モバイルに対応していないサイトは、順位が下がるぞ~なんて言われて、時代のニーズにも応えてゆかなければならなそうで、5月以降の物販お手伝いは全てキャンセルいたしました。もっと自分のビジネスを大切にしなければいけないと、強く思ったのでございます。

nagao_sandalbag_800そんな個人的な事情は置いておいて、昨日の続き、素敵な作品をご紹介させていただきます。
HK様のサークル仲間、昨日ご紹介させていただきましたココナッツのバッグを制作された、A.Asami様の「ビーチサンダル」のトートバッグです。モチーフを縮小し、両足分のサンダルを入れ、ご自身のアイデアで、水玉ドットをお選びになりました。これからの季節にぴったりとHK様もおっしゃっておられますが、全くおっしゃる通りのかわいいバッグです。鮮やかなピンクのベースとシェルがよく見るとほんのりむら染めなんですね。鼻緒がグリーンで、補色を差し色としてお使いになっていて、全体的な色に満足感のある作品です。これ、持って歩いたら、目立つし、注目されること間違い無しです。モチーフを左に寄せることで、エコーラインが、打ち寄せるさざ波のように見えて、海辺を歩いていて、波に運ばれた貝がビーチサンダルの上に乗って来ました。という風に見えて、わたくしはすごくいいなと思います。HK様も、このサイズのバッグを制作っされていますが、少しデザインを変えるだnagao_bag3_800けで、ずいぶんイメージが違って見えます。ひつこくいつも申し上げておりますが、ハワイアンキルトにバッグのジャンルは正式にはございません。それでも、女性にとって、バッグは、ご自分が制作されたものを、ご自分でお使いになることで、ハワイアンキルトを知らない方が、町や職場をはじめとする様々な施設で見て、いいな、わたしも作ってみたいなと思って頂ける宣伝的アイテムなのかもしれないと思うのです。なので、バッグはハワイアンキルトを習おうと思われるきっかけになることも多いと思うのです。
名古屋松坂屋のイベントでも、いくつかのショップがハワイアンキルトのバッグを販売していたのですが、もちろん日本製ではありませんしデザインの種類も限られていて、わたくしも、もっと素敵なデザインのバッグがあるのにな~と思ったりもしたのです。まあ、フラを学んでおられる方が中心のイベントだったので、きっとご自分で制作される時間の無い方たちが多いから、こういう製品を入手されるより仕方がないのかもしれません。バッグやポーチから作り始めて、いつか大きな作品を作りたいという方が増えてくだされば、いいなと願いを込めております。
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OP0003そのポーチだって、こんな素敵な作品に仕上がったら、素晴らしいと思うのです。こちらを制作されたのは、Y.Michiko様です。元のデザインはモンステラの葉が3枚だったのですが、1枚を取り、シンプルに仕上げてくださいました、とメッセージが添えられておりました。これも色が上手で、ポイントは、右のイエロー系のモンステラの葉です。グリーンの同系色で全部を構成するのではなく、勇気を持って、別の色相の色を配置することで、逆にまとまりが出ていてこれはこれで、完璧。素敵~。縫製も丁寧にされていて、販売製品のような作品。この完璧なポーチも、ハワイアンキルトをやってみようと思うきっかけになるよう、みんなに見せびらかしていただきたいと思うのでございます。

こんな素敵な贈り物

5月の長い休みの前になると、暖かくなり始めて、もうすぐ夏を意識し始めます。書店に行くと、悲しいかな手芸コーナーに、ハワイアンキルトの本が平積みで並び始めます。本来ハワイアンキルトは、キルトして仕上げるので、日本では秋から冬に大物を仕上げるのに向いています。夏だからハワイだからハワイアンキルトと考えるのは、実際に作品をお作りにならない方が思うことなのかもしれません。
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本日はHK様から多くのお写真をいただきました。サークル活動されている彼女のお仲間の作品です。まずは、仲の良いお友達にプレゼントするためにポーチを5つ制作されたというH.Machiko様の作品です。全部違うデザイン&色で、パスポートや大好きな宝塚歌劇団のチケットを入れる予定だったり、どなたも大変喜ばれたそうです。モンステラ&プルメリア、エンジェルストランペット、違うデザインのプルメリアが2つ、ドルフィン&ホヌ。どれをとっても超綺麗でかわいい。そしてこれらをご友人お一人お一人を思いながら制作されたMachiko様は、本当に愛に満ちていて、素晴らしい!わたくしも、こんなときはMachiko様のお友達になりたーい。
ソリッド無地だけで、全て制作されていて、それでもこれだけの数が集まると、モチーフや色が、ハワイアンキルトってこんなに綺麗で楽しいのよ、と語りかけて来てくれるようで、しばらくわたくしはこの写真に見入ってしまったのでございます。色きれ~い。デザインかわいい~。と。小物のパターンを上手にご活用くださっている活動の様子も頭に思い描きながら、みなさまもゆっくりとご覧いただければ嬉しいです。
nagao_coconuts_bag_800続きましては、A.Asami様のココナッツツリーのバッグです。パターンのサイズは53×53cmで、大型のレッスンバッグのパターンとしてデザインしました。Asami様の作品はベースにグラデーションの生地を上手に使い、エコーキルトもきっくり目立つような色を使って丁寧に仕上げられています。なた、グレデーションのグリーンと同系の色をココナッツツリーに使うという上手な使い方をしているのがにくい。持ち手部分も同じ生地を使って、完璧な仕上げです。
作者のAsami様はフープも収まる大型のバッグが一番欲しかったアイテムだったそうです。グラデーションを使えば、ココナッツツリーが風に吹かれてゆったりとした雰囲気が出せると感じたそうです。細かくてカットもアップリケも大変なデザインですが、それを丁寧に仕上げたらこんなに素敵なバッグになりました。Asami様には、これで燃え尽きてしまわれないよう、次の素敵な作品を拝見させていただけることを、心から願っています。
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三番目は、プルメリアのタペストリーです。バッグのためにデザインしたパターンを。タペストリーに仕上げてくださったのは、Midori様です。バッグの場合は、同じパターンを両面分制作しなくてはいけないので、結構時間がかかってしまって大変です。多くの作品をもっとたくさん作りたいという方は、こういうやり方もあるのだなあと思いました。プルメリアらしいスタンダードな色を使って、素敵な作品に仕上がっていて、楽しくなりました。
さて、HK様のサークルの作品ご紹介の続きは、明日。

ゴージャスルームのハイビスカス

土曜日日曜日は、第6回西東京フラフェスティバルへ伺いました。今回も超ハードスケジュールで、土曜日は自宅→浅草→西東京こもれびホールで搬入&設置&販売→自宅というコースをを一人で。日曜日は、自宅→西東京こもれびホール→販売&撤収&搬出→浅草→自宅を二人で。IMG_1256

西東京市は、 2001年1月21日に田無市と保谷市の合併により誕生したのだそうですが、最初西東京市ってどこ?というわたくしにとっては暗黒大陸でございました。このイベントは西東京市のバックアップがあり、近くで活動するフラの14教室が集まり踊りを披露するというもので、観客は、家族や友人という温かな雰囲気いっぱいのコンサートでございました。初めて伺ったわたくしは、東京都多摩地区でも、こうしてフラを楽しむ方が大勢おられることにびっくりいたしました。ので、また更新を2日さぼってしまったのでございます。物販はクライアント様に対するサービスとして、やっているのですが、さすがに買ってくださる方とそうでない方の区別はつくようになり、経験的には無駄ではないということを感じる今日この頃でございます。
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今日ご紹介させていただくのは、北村先生の生徒様の作品です。まずはこのSuzuki様のハイビスカスコレクションです。この写真を拝見してまず「おお!ゴージャス!」。リッチなソファに、ご自分の作品をデコレーションされ、楽しく暮らしておられることを感じられることです。また、無彩色を中心に、赤のハイビスカスのピローが、とっても利いていて、ゴージャス感満点です。わたくしのような、なんとか暇なしの暮らしをしております立場からすれば、余裕&ゆとりを感じられる空間が、家の中にあることがうらやましいです。
Suzuki様のお考えの中に、こうしよう!という作品を制作する前から見えていた雰囲気があって、それに向かって、ご自分で作品を完成させるというエネルギーが伝わって来ます。このお写真を拝見させていただくだけでも、110×110cmのウォール1枚と、50cmのピロー2枚を仕上げられたという事実は明らかで、すごいことだと、感心いたしました。fuse_pillow_800以後も、また、どんどん作品を制作し続けてくださるとうれしいです。

続きましては、Fuse様のモキハナとモンステラのピローです。こちらは、お揃いのギンガムチェックのパイピングで仕上げられていて、きっとペアでお使いになるのかなと思いました。モキハナは濃いグリーン、モンステラは明るいグリーンと、全く同じ色で仕上げられていないところもいいね!どちらも丁寧に仕上げられていて、やっぱり基本のピローっていいなと思います。
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最後はYokoyama様の「Ipu & Maile」です。ムラ染めを少し使って、カットされたものを見て「これ、わたし作りたいです。」とカラーが気に入ってくださり、制作されました。中に綿を入れてピローとしてお使いになるのも素敵ですが、ハワイやフラを知らない方がご覧になっていただきやすいように、額装されてもいいかな?と思います。Fuse様始め、北村先生の教室で作品を制作されておられる方は、もう、全員ベテランなので、どれも完璧な仕上がりで、いつも感心してお写真を拝見させていただいております。また、多くの生徒様がピローやウォールというハワイアンキルトの王道のジャンルの作品をたくさん制作して見せてくださるので、いつも嬉しく拝見させていただいております。以後もまた、どうぞよろしくお願い申し上げます。

フラガール!

志木と柏の教室を主宰されておられるKaiho先生より、生徒様の作品写真が送られて参りました。本日ご紹介させていただくのは、志木教室の生徒様の作品です。まず最初はTakano様の「Hula Kahiko」です。53×53cmのバッグ用のパターンとしてデザインしたものです。
takano_hulagirl_800人物をあまりモチーフにすることをしないハワイアンキルトですが、これは甲府の村上先生からのオーダーでデザインしたものです。彼女の生徒様のなかに、フラを学んでおられる方がいらっしゃり、フラガールをモチーフにしたものをとのオーダーで描いたものです。デザインを描く側としては、フラを知らない方でも、簡単にフラ(あるいはフラダンス)をイメージできるダンサーを描くことで、多くの方に制作していただきたいと願ってデザインいたしました。このサイズ以下で作ると、もうアップリケができないというぎりぎりの細かさでカヒコ(古典フラ)舞う女性をTakano様も綺麗に仕上げられています。ベースにほんのりむら染めの生地を使い、ジュラガールの色が、マウイの赤土のようなイメージを想像させるような、島を感じる作品だなあと思います。もしかしたらTakano様自身も、マウイ島が好きなのかもしれません。この赤土色に、抑えめな色で配置されたココナッツツリーの色もマッチしていて、独特の世界観を表現できていて、とても素晴らしい!きっと楽しくあっという間に作品を仕上げらたことと思います。Takano様の作品はもうひとつあります。takano_pineapple_800

Pineapple 2です。実の部分は切り込んで仕上げるデザインになっているのですが、Talano様は全てキルトで仕上げてくださいました。素材と色のせいか、新しいのにアンティークな雰囲気に仕上がっていて、青いパイナップルも、面白いな~と思います。好きなモチーフと好きな色、仕上げ方についても、ご自分の意志に従って、希望通りの作品を作り上げる楽しさをTakano様は満喫されておられることを感じます。また、深読みするとすれば、お子様(もしかしたら息子さん)のために、将来が実になるようにと願って制作されたのかもしれないなと、思ったりもいたしました。(違ったらごめんなさい。)作品には、それぞれ制作された方の思いや願いが詰まっているのがほとんどなので、それぞれのエピソードにもわたくしは大変興味がございます。
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最後はIkuta様のSakuraです。Ikuta様も、花のキルトラインを変更されて、ラインの先端にビーズでデコレーションされています。色も綺麗で、春らしいかわいらしく、女性らしい作品です。きっとこんな雰囲気の方なのでしょう。ハワイアンキルトのパターンは、モチーフをある程度、抽象化&単純化しなければいけないので、本当は描きたいと思う部分を割愛しねければ描けません。桜の花、特にイメージしているソメイヨシノは、Ikuta様が気に留めてくださったように、めしべおしべの存在はとても重要なのですが、そこまでパターンに盛り込むことはできません。なので、こうしてめしべおしべに注目して、パターン上では表現できない部分にビーズを使って「らしさ」を描き出してくださったことに、とても感動いたしました。キルトライン入れておいて良かった!ご理解くださったのね。
桜に関しては、多くの日本人がどんな植物かよく知っています。なので、ご自分のご覧になった桜を表現できるのかもしれません。だから、モチーフについてよく知っていればいるほど、ご自分独自の作品を作り上げることができるのかもしれないと、思うのでございました。

昨日の続き

名古屋で夜な夜な一緒に行動を共にしてくださったHK様は、その際に素敵なバッグを制作され、わたくしに会いに来てくださいました。本当は大きな作品を作りたいのだけれど、サークルのメンバー様に作品を制作していただくためには、大なり小なりのサンプル作品を作り上げて見せる必要があるので、現在制作中のハワイアンフラッグの手を止めて、バッグをいくつか…。nagao_bag1_800

nagao_bag2_800モンステラのショルダートートバッグで、マチを大きめにしたボリュームのあるバッグです。側面にもモチーフを配置して、ポケットを取り付け、全体にモンステラのキルトで、仕上げたバッグです。OBSQ006_150
元のパターンは、オーダーをお受けした時に考えた色ですが、HK様はお写真のようなカラーに変更されました。彼女も、先日バッグのカットをしたお写真をお送りくださったYoshinaga様と同じように、モンステラの葉と、プルメリアの花を、パステルカラーを使った構成で、組まれています。パステルカラーは、彩度のある原色(赤・オレンジ・黄・緑・青・紫)それぞれに、無彩色である白を加え明るくした色で、明るくする代わりに色の鮮やかさを押さえ、各原色に白が混ざっているために、原色そのままを使った色合わせよりずっと組みやすく、簡単に統一されたイメージを作ることができます。配色に困ったときの解決方法のひとつなので、この間も申し上げたように、一度チャレンジしてみると、なるほど~。と思われるかもしれません。また、パステルの柔らかな色の世界は、どなたからも愛される組み合わせで作品を作ることができます。このモンステラのバッグにも、ブルー系、パープル系、グリーン系、イエロー系のパステルを使って、ベースのさわやかなターコイズブルーを引き立てている、素敵な色づかいです。パステルでも、また、違った雰囲気の作品に、感激でございます。
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Web同じくHK様が、このとき一緒にお持ちくださったのが、このビーチサンダルのミニトート。このパターンは、左のイメージのようなデザインになっておりますが、HK様は「サンダルの鼻緒部分が隠れてしまうのが、なんだかもったいなくて、こんなレイアウトにしました~。」とお話くださいました。サークルのお仲間の方は、サンダルを縮小して、両足分を入れ、サンダルの横に、シェルを配置したんですよ~。」とスマホで取ったお写真も見せてくださいました。HK様のサークルも、なんだか楽しそう。わたくしの写真の撮り方がうまくいっていないのか、左に傾いて写っておりますが、実際の作品はとても綺麗に作られています。モチーフの配置によっては、キルティングして行く内に、変形してしまう場合もあるのですが、この作品はとても綺麗に出来上がっておりました。このバッグは、名古屋で一緒に物販していたマネキンさんも、かなり食いついていて、これくらいの大きさや、デザインなら、ご自分もチャレンジしてみようと思われるサイズだったので、わたくしも一緒になって、「ハワイアンキルト、始めてみれば~。」なんておすすめしてしまいました。彼女の姿を見ていて、やっぱりバッグは必要なアイテムなのかしら?と思うのでございました。asano_keycase3_800

asano_keycase2_800続きましては、ブログを見て、北村先生が新たに体験用に発案されたキーケースのキットをメールを通じてご注文くださったAsano様の作品です。オレンジのバナナリーフのキーケースはキットとしてご購入いただき、お隣のプルメリアは、バナナリーフを元に新たに制作されたものだそうです。制作されたAsano様は、
「プルメリアで一つ出来上がりました。白とピンクで可愛らしい雰囲気になりました。
色を変えて、赤とピンクでも作ってみたいと思っています。
ホントに短時間で出来ますし、次々に作りたくなります。」
とおっしゃってくださっております。1~2時間で完成させることができるので、次々とどんどん作って見ていただきたいと思います。Asano様は平行して大きな作品を制作されておられるので、ちょっとしたアイテムを制作されることで、少し気晴らしになったかもしれません。赤+ピンクのも出来上がりましたら是非お写真をお送りください。
meguro_sheep_400続きましては、久々の登場Meguro様のひつじです。とっても綺麗な円形にアレンジされて、立体感のある竹の葉が自然にレイアウトされていて、わたくしは大変気に入りました。角と首輪に、ほんのりとしたむら染の生地を上手に使い、スキルとセンスの良さを感じました。
お子さまの卒園や入学を控えたお忙しい時期にMeguro様も、ウォールハンギングを平行して制作中。その手を休めて、お作りくださったそうです。季節はずれの干支の作品ですが、お子様のご入学はお正月と同じ、いやそれ以上にめでたいことなので、この時期にこうして作品を仕上げられたのかもしれないのかな?と、じっくりと拝見させていただきました。これ、とってもかわいい。ウォールの進捗もお知らせください。Meguro様が制作されているのは「Queen Emma’s Royal Monogram 」です。
yoshinaga_emma_800これをカットされたのは、Lino QuiltのYoshinaga様です。これは2分の1のパターンなので、カットは楽に出来ますが、合わせるのが大変Yoshinaga様も
1010WH0571/2パターンなのでカットは楽々でしたが、その分カットする面積が大きくなるので
ちょっとだけ疲れてしまいました(笑)
とおっしゃっておられました。でも、ウォールハンギングって本当に素敵です。最初オーダーで描いたイメージカラーはエマリリーの色でしたが、生徒様とのご相談で、濃いパープルをお選びになったそうです。どんな色で制作されても、モチーフの持つ意味や色が情報として制作される方がご理解いただいた上で、お好きな色で作品を作ることが、一番大切だと、わたくし自身も思っております。というのは、このサイズの作品は、そう簡単に仕上げることができないので、作る方の好きな色であることのほうが、大切だと思っているからです。嫌いな色だったら、作品が完成しないかもしれないではありませんか?大学で工業デザインを学んだわたくしにとって、仕事柄、好きな色で自由にものを作ることは許されませんでした。ひとつの色をセレクトする際に、必ずついて回るのは「なぜその色にしたのか?」ということを説明するよう要求されることです。そんなわたくしですので、ハワイアンキルトの作品の色が持つ意味は、ハワイアンキルトを学ぶ上で大変大きな部分でもありすし、ノウハウの重要な部分であることを、楽しみながら知っていただきたいと心から願っているのです。そして、これは、色について悩んだときの、解決策のひとつでもあるとも思っています。

ようやく本題に到達した感じです

kitamura_easter_800ようやく春らしくなり、名古屋に居たときに、同じような天気だったらもう少し物が売れたのかもしれないな。と思ったりするのですが、これからの連休から、お盆までの期間、多くのハワイアンイベントが開催されるから、まあいいかと思うことは思うのです。

さて、ご紹介が遅れております、ハワイアンキルトの作品をご紹介させていただきます。今年のイースターは、4月5日に終わってしまっているのですが、北村先生はその頃にはこの作品を仕上げてくださっておりました。それなのに、ご紹介もせず、更新を怠り続けたわたくしのミスで、ご紹介が遅くなってしまって申し訳ありません。彼女は、6種あるイースターのパターンから、一番ハワイアンキルトらしいデザインだな、と感じてこのパターンをお選びくださったのです。lこれはKona Cottonを使ってあって、オレンジとブルーが大変鮮やかで美しく、この補色の存在があることで、うるさいようで安定感のある作品に仕上がっていて素敵です。補色とは、反対色と呼ばれることもあるのですが、互いに補い合うと「黒」になる色の組み合わせで、オレンジと青の他に、赤と緑、黄色と紫の組み合わせがあります。補色を使うのは勇気が要るかもしれませんが、多色使いの作品に、何か足りないなと思ったときに、正反対の色を一カ所追加することで、全体が安定することが良くあるので、バッグやポーチなど多くの色を扱う場合の解決法として、覚えておかれると、素敵な作品を仕上げることができると思っております。
asano_bird1_800続きましてはAsano様のポーチです。Web左のピローのパターンを見て、ひらめいたそうです。この作品を拝見させていただいたときに、わたくしはまた、超びっくりし、皆さんがどんな風にパターンが見えているのか?という自問自答にひとつの答えを見せてくださったように感じました。だってわたくし自身、このようにパターンをトリミングすることなど、思いつくはずもございませんから。
このパターンは、結婚されるお二人のためにペアデザインした、ブルーバードとピジョンですので、鳩をトリミングしてハートを付けてくださったのは、コンセプトからもそう離れて居ないし、面白い!そして、パターンからこんな作品を作ろう!と思ってくださったAsano様の柔軟なセンス。こんなチャレンジをしてみたい!という方結構たくさん居られるのではないでしょうか?そして、それは、パターンを自由にアレンジできる、日本ハワイアンキルト製作所でなければ出来ないことではないのかな?なんて思いました。
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5070WH033それはこのLino QuiltのYoshinaga様のカットされたキットでも、アレンジされていることを拝見すれば、パターンを元に楽しく作品制作されているんのだと言うことが伝わって参ります。これは生徒様のオーダーで、余白を多くとりたいとのことで、タロ芋の実を無くされて、カットされています。このパターンは以前もアレンジされたことがあるので、デザインとしては不完全で、問題があるのか?それとも、いじりたくなる自由さがあるのか?むむむ!と考え込むのでごさいます。タロは、葉と芋を要素として盛り込んでおけば、植物を表現することができると、描いています。でも、作品制作の際に、葉だけで構成したほうが好き!で、きっとこのデザインになったのかもしれません。芋部分を切り落としただけで、ずいぶんイメージが違うな~と、またお写真を拝見して思うのでございます。こちらの進捗も楽しみです。
kazuko_banana_pouch_800続きましては、甲府の村上先生の作品です。バナナのポーチ。バナナは、自分がパターンを描くようになったかなり初期のころにデザインしたもので、以前お手伝いさせていただいておりました先生の教室には無かったモチーフです。ですが、絶対に作ったら楽しい!と、愛を込めて描いたパターンです。そのバナナのデザインを、北村先生がアレンジしてポーチのキットに組んでくださったものを、村上先生が制作されたものです。このポーチのキットはどこの教室でもキットが売れたようで、そんなお話を伺うと、やっぱバナナよね!とわたくしも嬉しく思います。こちらのキットは近日サイトでごく少数販売いたします。
続きは明日。

パッチワークのキットって…

OP0059K_7504月の初頭から素敵な作品をご紹介できぬまま、もうすぐゴールデンウィークに近づいてしまっております。ブログを放置した分、わたくしがパターンを販売していることも、この世の中から忘れ去られてしまいそうな感じで、改めて世の中の厳しさを痛感するのでございます。

ところが、名古屋に出かけている間に、すごく面白く、考えさせられる出来事がございました。お問合せくださったのは、パッチワークの指導者の先生で、パッチワークを10年以上やって来ているので、ハワイアンキルトのことはわかっている(!?)とおっしゃっておられて、内容は
①ハワイアンキルトの講習を依頼され、ご自分でパターンを描けないので、わたくしのサイトのパターンを使いたい。
②キットを製作しても良いと書かれているが、製作予定のキット数分のパターンを購入する必要があるのか?
③願わくば、キットの製作方法を教えてもらえないか?
というものでございました。これをまず拝見してわたくし自身は、超びっくり!なぜなら、パターンは1枚あればいくつでもキットを作ることが出来ると考えるのは、当たり前のことと考えていたので、パッチワークってどんな形のキットになってるの?って思ったことです。逆にキットにパターンを入れて売られてしまったら、それこそ、わたくしが唯一お願いしております「パターンの再販」に繋がって行ってしまうではありませんか?でももしかしたら、パッチワークは、カットして居ない布と、パターンが同梱されているのが普通なの???って知らない世界を見せて頂いたような気がいたしました。

ですので、わたくしはこのご質問に対して、①はもちろんOKです。②と③について「ハワイアンキルトのキットは、デザインのモチーフをカットし、デザイン通りにレイアウトしたものをしつけしてセットするのが普通なので、パターンは指導者お一人が持って居られれば十分なのです。」とまとめてお返事申し上げました。さらに、おせっかいとは思ったのですが、「ハワイアンキルトには、独自の手法もございますので、もしよろしかったら、ハワイアンキルトの教科書も、ご参照いただければ嬉しいです。」ってお返事をお送りしました。

悲しいことに、ハワイアンキルトは、パッチワークの1ジャンルと思われておられるパッチワークに関わる方々は確かにたくさん居られることは、それとなく感じていたのですが、「ちがいまーす。わたくしたちは独自の手法でパッチワークとは全く違う制作プロセスがあるんですー。」ということをご理解頂けたら幸せだといつも思っているのです。
もう一点。これは確認事項なのですが、パターンを使って生産されたキットの仕様や、価格などについては、わたくしどもは一切関係はありませんし、望む結果が得られなくとも、キットの買い取りなどはできませんことをご理解頂けていますでしょうか?100円のパターンで生産された1,000円のキットが売れなかったから、責任取ってください、なんて言わないでね~。

ご無沙汰いたしておりました~

TV_tower_8004月はずっと外出&出張で、家を空ける日々が続き、ブログの更新をここまで怠ってしまって、もうご覧になってくださる方も居なくなってしまうかも。特に8日~14日まで、わたくしは名古屋の「栄」におりました。有名なテレビ塔のお膝元と名古屋の松坂屋を往復する日々で、わたくし自身がデザインした、数少ない「婦人服」の販売お手伝いに出向いておりました。松坂屋のハワイフェスティバルは、名古屋では大きなイベントで、毎日大勢の来場者が来られて、ばんばん物が売れると聞いていたのですが、初日と二日目は凍るような寒さ、その後はずーーーーっと雨続き。なおかつ出店数は昨年の半分程度の規模になったとのことで、「あれっ」というような雰囲気でございました。合間に撮ったこの写真のようなどよーんとした雰囲気の中、デザインのお仕事のおまけとして物販お手伝いをいたしました。一緒に販売をした近藤さんと道白(どうはく)さんは、圧倒的に去年より人が少ないとお話されておられました。神奈川でもそうなのですが、名古屋もフラが盛んで、もしかしたらイベントがありすぎで、人が分散してしまう傾向にあるのかしら。
それでも、わたくしを訪ねて、HK様が販売が終わるお時間頃に来てくださったり、フラの興業の仕事をしていた頃お世話になった先生方ともお目にかかることができたりと楽しいことはたくさんございました。torigin_800HK様とは、名古屋コーチンの有名店「鳥銀 名古屋本店」に行って、あれやこれやといろいろな料理を食べたり、関東地方から姿を消した「Sugakiya」ラーメンなども久々に食べられて、ご案内くださったことを感謝いたしております。
わたくし自身は、このブログに食レポするほどの美食家ではございませんし、食べたものを見て頂いたって、それが何なの?って自身が思っておりますので、ほんのちょっぴり素敵な「突き出し」のお写真でおしまいです。HK様、ありがとう!あしたっからまた、まじめに更新いたします~。

二番煎じですが

PUNAのShimamura様Lino QuiltのYoshinaga様よりお写真をいただきました。お二人とも教室やインターネットショップサイトをお持ちで、それぞれの方が、ご自分の作品やコメントなどを自身のお力でここでご紹介する作品をすでに紹介されておられることだと思います。なので、ここでご紹介させていただくのは、二番煎じに近い感じです。shimamura_plumeria_800

まずは、Shimamura様ご制作のプルメリア・クラッチバッグです。これはピローのパターンを使って制作されたそうで、ムラ染とソリッドのプルメリアをリズミカルにレイアウトした作品です。クラッチバッグと伺うと、結構大きいのかな?A4サイズなどが入るのなら、アイテム的には結構新鮮です。写真が少し切れてしまっておりますので、ゆがんで見えるのが残念。デザインのイメージは、花も葉もふわふわと夜空を舞っているのでしょうか?ちょうど今の季節に満開の桜が散ってゆく感じを、プルメリアで表現したのかな、と写真を見て思いました。layout_knowhow
ポーチやバッグを作る際に、カットしたモチーフのレイアウトに困ることがよくあるのですが、そんなとき、皆さんはどんな処理をされておられるのでしょうか?困るのは葉。どこに葉を入れたらいいのか、わからない。そんなときは、右の図のように、花の中心に向かって(もしくはその延長線上に)葉をレイアウトすると、自然な感じにまとまります。いっぽう、今回Shimamura様が制作された作品のように、全ての要素を隙間をうめるようにレイアウトすると、ベースが空間になり、花や葉が舞っているようなデザインになります。また、上から下に向かって咲く、エンジャルストランペットのようなモチーフのバッグを作る時は、やっぱり上から下にモチーフを入れると自然な感じに、葉も、自分から見てどの方向に向いているのかをそのままレイアウトしたほうが、決まります。数日前にご紹介したハンギングヘリコニアも、同じように上から下に垂れて咲く植物なので、それをそのままデザインしています。なので、やっぱりモチーフのことを良く知る必要があるのかもしれません。以前知人がハワイに行き「あっプルメリアが咲いている!」と言ったら一生懸命地面を探している人が居たというお話を伺い、苦笑しました。プルメリアは、木に咲くんです。ははは。yoshinaga_lei&flower._800jpg

OBSQ007_150もう一点はYoshinaga様が生徒様の為にカットされた「Lei & Flowers」です。パターンにはKona Cottonの色番号を指定していたのですが、生徒様からベースの薄黄色とピンクとミントグリーンを使用したいとのご要望があり、上のお写真のような、パステルで統一された、やわらかい色の構成で、制作されるそうです。Yoshinaga様は「私自身3色以上のカットはあまりしないのですが、今回はもともとがたくさんの色を使ったパターンでしたので、自分なりに色を合わせてみました」とコメントをくださいました。きっとこれは彼女にとってはやたー!と思える会心作なのでしょう。だって綺麗だもの。特に、右上から左下に使っている、グレー系のブラウン(パープルかな?)が、あまあまになってしまいそうな全体を、きっちり引き締めています。素晴らしい!完成が楽しみです。Yoshinaga様が使われているパステルカラーは、全てに白が混ざっているので、色相が違っていてもトーンをそろえやすい。皆様もこの写真を参考に、やってみてはいかがでしょうか?