柏と志木で教室を運営されておられる海保先生より写真が送られて参りました~。お待たせ致しました!Takano様、Shiogama様、Kamiyo様そしてIkuta様。ここに皆様の作品をご紹介できるのをすごく嬉しく思います。
この季節なので、まずクリスマスの作品からご紹介させていただきます。まずはTakano様の「christmas」で、100×100cmの大型の作品です。4分の1のパターンで、サンタクロース、トナカイ、ソリ、スノーマン、ホーリーベリーなどを配したデザインです。わたくしが想定した色そのままにお作りいただけて、とても嬉しい。赤と緑を使うのが当たり前なクリスマスのデザインに、赤だけで勝負するとどうなるかなあと思ったのですが、やっぱり素敵です。サンタクロースや、トナカイが、大変綺麗に縫い上がっていて、こんな細かいデザインでもちゃんとモチーフを表現できるんですよ~ということを証明しています。サンタのひげ、帽子のボンボン、トナカイの角など、写真を拡大してご覧になってみてください。すばらしー。
続きましてはIkuta様の「Christmas Wreath」です。70×70cmのシンプルなデザインで、ウオールハンギングとして1つ作っておけば、毎年クリスマスの時期に、ご活用いただけるデザインです。このウォ-ルハンギングに、オーナメントを取り付けてみたり、キャシー中島さんがよくお作りになっているように、オーナメントを布で作って、載せてみたりして、リースをデコレーションして使っていただくベースにとも考えてデザインしましたので、ある程度の大きさが無いといけないと考えたものです。余白も結構あるので、Ikuta様にもお試しいただきたいと思います。
制作者のIkuta様は5月にハワイアンキルトを始めたばかりだそうですが、この大きさにチャレンジするなんてすごい!この作品を今年のクリスマスに間に合わせるなんてさらにすごい!加えて綺麗に出来上がっているのがすごい!なんて海保先生のメールを拝見しながら思いました。エコーラインのキルティングが大変だったかもしれません。でも、ハワイアンキルトらしさを最も表すことができる要素でもあるので、出来上がったものを手にして、達成感と満足感を味わってていただけたならいいなと思います。
少し季節は戻りますが、これはKamiyo様のウォーターメロン(スイカ)です。100×80cmの作品です。夏の時期にデザインのオーダーをいただきました。2種類のデザインを描き、Kamiyo様にお選びいただく形で、ご提案させていただきました。蔓植物であるスイカは、葉の数の割には実が少なく、このデザインのように実がたくさんつくことはありません。実際のモチーフに忠実にデザインするなら、葉っぱだらけになってしまいます。うーんどうしようかなあ?
また、お作りくださるKamiyo様が、葉好きなのか実好きなのかはわかりません。そこで2つのデザインを作成し、ご提案させていただくことにしたのです。もうひとつは下の画像です。
海保先生にも、このことはお伝えして、Kamiyo様に選んでいただくようお願いしました。それが出来上がって来ました。実の部分に赤をはさんでくださったので、赤+緑な感じが、意外にクリスマスっぽいじゃんなんて、この時期ご紹介できるのがなんだかれしいです。このパイピングは緑を使っておられますが、赤でも面白かったかもと思います。すこーし写真のピントが外れてしまっておりますが、拡大して細かい部分もご覧になってみてください。複雑な形の葉も綺麗に縫えていて、さすがだなーと思いました。ちなみに裏面(写真はありませんが)もスイカプリントの生地を使われているのだそう。わたくしも見たかったです。
最後はShiogama様のモンステラ&プルメリアのバッグです。左右にポケットが付いているもので、籠みたいなステッチでキルトが仕上げられています。(なんて言う仕上げなのか、不勉強なのでわかりません。ごめんなさい。)モンステラ&プルメリアのデザインは定番中の定番デザインで、ベースに濃いブラウン、それに葉と白のプルメリアで、デザイン的にも色的にも実用的で、ハワイアンキルトらしいあこがれのバッグじゃないでしょうか?渋めに押さえたグリーンの同系色が綺麗。Shiogama様は、モンステラを、きちんと自然のモチーフとして感じながら仕上げられたのでしょうか?ナチュラルで生き生きと仕上げらていて、素敵だなと思いました。こういう作品を見て、ハワイアンキルトを始めてみたいと思われる方、多いのではないのでしょうか?ハワイアンキルトを知らない方でも、モンステラや、プルメリア、ハイビスカスなどは知ってる~という方も多くおられるので、お使いになっていて、Shiogama様も、人から声をかけられることがあるかも知れません。ハワイアンキルトにクリスマスのデザインがあることを知らなくても、このような作品が人の目にとまって、やってみようかな?と思っていただけるようになったら最高に幸せです。
志木教室の皆様、以後もどうぞよろしくお願い申し上げます。楽しく作ってね。
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