こんなに作ってしまいました

昨日は読んでいる本があまりに面白く、気づけば日付が変わってしまっておりました。年が明けてから、どういう訳か読書に使う時間が無かったので、文章力が下がってしまったように思っておりました。この連休中は、その時間がたくさんとれました。そんな連休の最終日、Asanoi様からお写真が送られてまいりました。以前ご購入いただいた、北村先生考案のキーケースキットを元に、ご自分で、いくつか制作されたのだそうです。asano_keycase4_800

左から、アンスリウム、プルメリア、シェルの3点です。時間がかからずにどんどん制作していただけるので、Asano様も
「お世話になっている方へのプレゼントとして使わせて頂いてます。キーケースの形もすごく好きです。」と大変気に入ってくださり、どんどん制作されておられるようです。モチーフを選び、色の組み合わせをご自分で考えて作るのがとても楽しいとおっしゃっておられます。ああよかったです。気に入っていただけて。
asano_keycase3_800_2asano_keyccase5_800Asano様は表の組み合わせと同時に、裏に使う生地を選ぶことも楽しんでおられるようで、制作の進捗状況のお写真もお送りくださいました。確かに上の写真では、裏地がみえませんものね。ありがとうございます。裏地については、ときどき話題に上るのですが、バッグや小物場合、実際にお使いになるときのことを考えたら、とっても重要な部分であることは確かで、キット販売をしておりますと、小物に関しては「裏地はどんなものを使っているのですか?」とご質問をお受けするときもございます。こういうときに、裏地も大切なのだと教えられるのでございます。決しておまけなんかじゃないんだなって。Asano様は、アンスリウムの裏地は、プルメリアで、シェルの裏地はラウアエ、それぞれキルトされたモチーフの色に合わせてお選びになっていて、気が利いています。
それにしてもここのところ、作品をプレゼントしてしまう心広い方がたくさんおられて、すごいな~。毎回、プレゼントされた方たちがうらやましいと思うのです。このキットを考えた北村先生は、以前も書きましたが、体験にこられた方が、絶対に2時間で完成させて、完成品を持って帰っていただけるにはどんなものがいいかな?と一生懸命お考えになったそうです。その場で完成できれば、おつくりになった方が達成感を感じられて、ハワイアンキルトって楽しい!と思っていただけることが一番大切。とおっしゃっておられます。確かに。これ使えるし、いいよね。とわたくしも思うのでございます。
キットをひとつ買えば、どんなものがどのようにセットされているのかがよくわかります。それを元に、ご自分の好きな色、好きなモチーフで、ご自分だけの新しい作品を作る楽しさが味わえます。それが自由にできるのも、日本ハワイアンキルト製作所ならではです。

alexdress面白くってやめられなかったのはこの2冊でした。「その女アレックス」は、海外作家版の本屋大賞作品で、わたくしも初めて読む作家の作品でした。日本ではあまり翻訳されていない様子で、現状はこの2冊だけしかわたくしは発見できませんでした。その女アレックスの帯に「あなたの予想はすべて裏切られる」って書いてありますが、それは「死のドレスを花婿に」のほうもおんなじです。ミステリー小説ですが、いろんな視点でものごとを見るということはとっても大切です。ということを教えてくれます。同じ世界同じ仕事をしていると、一方的にものを見る癖がついてしまっているので、これは読んでよかった。さすが本屋大賞。

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