くるみボタンにはまる

クルミボタン

わたくしが子どもの頃に、自分の母親がくるみボタンを手芸店に依頼するところによくつきあわされました。中学2年まで、私服は全て母親の手製だったという方結構多いのではないでしょうか?ユニクロや、しまむらなど利便性の高い洋服店はどこにもなく、渋谷のスクランブル交差点に面する場所に生地屋さんがあったり、手芸店もあちらこちらにあり、今よりずっと手づくりの機会やそれに対応する店もたくさんあった記憶があります。
胸元にスモック?が施されたファミリア風ワンピースが好きだった母は、ボタン1つも妥協することなく、服とおそろいのくるみボタンを手芸店に依頼することをよくやっておりました。ところが、最近、くるみボタンなんかもう自分で作るものなのだということを知り苦笑いたしました。Daiso様やSeria様にも「くるみボタンキットと補充用ボタン」があることを知り、制作中のものにボタンを使いたいと思ったわたくしは、さっそくDaisoとSeriaに向かったのでございます。
DaisoとSeriaどちらにもくるみボタンを自力で製作できるキットが用意されており、両方ゲットしました。

クルミボタン

Seriaのものは接着剤を使用するので、わたくしにはいっこもきれいに作り上げることができませんでhしたが、Daisoのものは、器用な方ならきれいに作り上げることができるのだと思うのですが、結果はこのざまでございます。

クルミボタン

なんかしわが入ってしまって、個人的にはいまいち。ものすごく気を遣えばいくつかはきれいに作ることができるのですが、力もいるし当たり外れがあるようです。いくつも作って、いくつかしか使えない…。そういうって気分が萎える…。そんなわたくしの姿を見た長男が「今日はもうやめたら?明日100均ではないところのくるみボタンキットを買ったからさ。」

そして翌日、KIYOHARAのカバーボタンキットが届いたのでございます。キットの内容はDaiso様と大きく違うわけではございませんが、簡単に美しくくるみボタンができ上るという点ではかなり秀逸でございます。

クルミボタン
クルミボタン

このベージュ色の治具がとにかく素晴らしくどんどん美しいくるみボタンが出来上がります。ボタンの足も縫い付け易く、狙っていた機能を果たす最高の結果を招いてくれます。お値段は440円もしますが、ここ数日間の悩みを解決する330円は払ってもいいかなと思うものでございました。
キャッシュレスの時代とはいいますが、ポイントカードや会員証、印鑑登録証など、なぜかカード類は増える一方で、財布とは別にカードケースも使っています。7年間使い続けたケースがダメになってきましたので、新しいものを制作しました。3個も。

くるみボタンはカードケースのこの部分に使いたかっただけなのでした。この写真のボタンは、Daisoのキットを使ってつくったのですが、うまくいってはいません。大きさを見るためにまあいいかととりあえず取り付けてみたものです。この後何度も作り直して今はきれいなボタンに変更しました。

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