そういえば4月28日にわたくしは3年ぶりに開催された「Japan Hpbby Show 2022」に行きました。東京ドームで開かれると思っておりましたらビッグサイトだったので危うく場所を間違えてしまうそうでございました。そもそも展示会に行くことなどここのところほとんど無かったのですが、以前はクライアント様が出展されていたり、展示のお手伝いをするためにビッグサイトにはよく行っておりましたので、久しぶりに行けてビックサイトがなつかしいなどと思ってしまいました。
このホビーショーに行くことは3月に友人からの誘いだったのですが、結果はわたくし一人で伺うことになったのでございます。この友人とは2019年4月に一緒にポーランドにも行った仲で、それほど頻繁にはお目にかかりませんが、海外旅行はなぜかいつも一緒という不思議な存在でございます。
何を目的に行ったかといいますと、この一緒に行くはずだった友人の作品を拝見させていただくためで、事前に早くからチケットを用意する必要があり、そのチケットは日付や入場時間が指定されており、この日に限って見る事ができるというコロナ後の展示会なのだな~と感じました。すごいことに彼女はハワイアンキルトの教室を運営しながら、個人の作品をデザインし制作する活動をしており、そのようなお立場なのに、坂本あかねさんの教室にも通い、教室でで制作されたドールを出展するという見事な活動ぶりに感動。人の作品を見に行くのはわたくしの趣味でもありましたので、このときも、よーし、一緒に見に行こう~ということになったのでした。
阪本あかねさんはミシンキルトの作家で、前にもお目にかかったことがありましたが、わたくしが一人でブースに伺った際にもちゃんと覚えていてくださって、作品の写真を撮ることをお許しくださいました。「いっぱい写真を撮って、あっちこっちに載せてね。」と。(すみませんタイムリーじゃなくて)
展示ブースは他と一線を画す色鮮やかでクオリティの高いもので、ひゃーすてきーと近寄りつつ、ハワイアンキルト教室を運営しながら、未だに学ぼうとする友人の姿勢を改めて思い起こし、作品を拝見して大きく納得いたしました。なぜなら、あまりにハワイアンキルトと違うのですから。友人は、「坂本先生のカラーセンスはバツグンで、ミシンキルトのノウハウにも学ぶべき部分がたくさんある。」と常々話してくださいましたがまさにその通り。
さっぱり気さくな坂元あかねさんの人物像は詳しくはわかりませんが、制作された作品を拝見すると人柄も物語っているような鮮やかで自由な人形達が並んでおり、わたくし自身も目の覚めるような感覚に陥りました。
展示されておりますのは、全て生徒さんの作品だそうで、作品制作にあたって、1人1人のエピソードを大切にしながら人形制作に助言されながら制作されたのだそうです。「マッキナ」というのだそうですが、案内をしようと誘ってくださった友人本人が不在のため、詳しいことは分からずじまい。いつか彼女と再会したらこのマッキナについてお話してくださることを楽しみにしようと思っております。ちなみにこの写真の中に、友人のものが写っておりますが、今は無許可なので、ディスプレイの雰囲気だけご紹介させていただきます。(ヒントは、一緒に行ったポーランドをイメージしているとのこと)
小物の花や、ディスプレイに使われているテーブルクロス(これは完璧にパッチワーク作品になっている!)なども美しく、それなりにファニーな空気も醸し出しているところがとても楽しい。どこもかしこも丁寧に作品がアピールされているので、わたしもやってみようかな。と思う方もたくさん居られたのではないでしょうか。
ハワイアンキルトはパッチワークに1ジャンルと言われることはよくありますが、パッチワークはハワイアンキルトとは確実に違うと強く思ったのでございました。
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