ハロウィンのタペとベッドカバー

ogawa_halloween2_500 甲府の村上先生より、教室の様子を伝えてくださる写真が送られて参りました。ハロウィンサンプラーズ2014です。甲府で教室がオープンしてからずっと制作を続けてくださっているOgawa様の作品です。ご自宅に1週間ほどデコレーションできました!と教室に持って来て見せてくださったのだそうです。サイズは80×80cmです。
「間に合わせるために必死に縫いました。」とおっしゃっておられたそうで、間に合ってよかった~。できあがるとチョーかわいい!と村上先生自身のコメントも一緒に送られて参りました。
間に合わせるために必死に縫ったサイズが80cmなんてすばらし過ぎます。甲府の教室は最近では、大きなものばかりが飛び交っている状態ですので、80cmのサイズのものでも、目標の日までに縫い上げられてしまう、高いスキルの持ち主ばかりになってしまいました。Ogawa様は、前回Hawaiian Gardenでこのブログにご登場くださったあの方です。Ogawa様は、独特のカラーに強い愛着を持っておられて、特にパープル系に弱いようで、その色を多用したこのタペストリーは、きっと気に入って縫ってくださったに違いないと信じております。それにしても、早く綺麗に縫い上がっていて、嬉しいです。なぜならこの新しいデザインを今のところ縫い上げて見せてくださったのは、Ogawa様だけですもの。希望と致しましては、来年のシーズン前に、各モチーフのまわりにエコーラインを入れてみるとまた、雰囲気が変わるのではないか?と思うのです。よりはわいあんきるとらしい雰囲気にね。

sano_ohaialii2_500Ogawa様がハロウィンを見せてくださったのと同じレッスンの日は、Sano様のベッドカバーに綿を挟む作業を全員がお手伝いされたそうです。このデザインは210×210cmの‘Ohai Ali’2のデザインです。本年6月から制作に入られて、アップリケは4ヶ月で終了。綿をはさんで、いよいよキルティングスタートのところまでたどり着きました。
これも、素晴らしい!この何年間か、わたくしたちは、きちんとカットしてきちんとしつけを施したキットを用意できるよう、ずっと訓練してきました。生徒様のために、ちょっと手間がかかって大変でも、縫いやすい材料を用意できれば、生徒様が思いのほか早く作品を仕上げてくださるに違いないと、キットづくりのスキルアップに皆でつとめて参りました。そして確かに生徒様の作品制作の速度は上がり、どんどん縫い進むことができるため、縫い手のスキルも大幅にアップしておられることが、実感として伝わってきます。やっぱり、教室を運営するには、作品を仕上げることが出来るのと同じくらい、ちゃんとしたキットを組める能力も重要なのだと強く感じます。

このSano様のベッドカバーに綿を挟み、しつけをするのに、5人でレッスン時間の全てをお使いになったそうです。お仲間の生徒さんたちは、これも勉強になるから、自分のレッスン時間全部使ってのこの作業は、貴重な体験をさせていただいた気分です、だなんて素晴らしすぎる。このベッドカバーの綿も、少し前にご紹介させていただいたAkaoka様のと同じドミットタイプのものをお使いになっておられます。もちろんこのデザインのキルトラインは、薄い綿用に描き直したものをお使いいただくようにお願いしました。わたくしにとっては、この綿で出来上がる作品は初めてですので、進捗及び、できあがりを楽しみにさせていただいております。

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