月別アーカイブ: 2015年2月

またまたLokelaniのバッグ

転んでしまうというわたくしのミスに対して、御心配のお言葉をお寄せ下さった皆様。ありがとうございます。もう、大丈夫でございます。久々に転んだことで、なんだか子どもの頃に帰った気がいたしました。くつひもには注意しようと、改めて自分に言い聞かせました。
少し前に進捗をお知らせしておりましたAsano様のLokelaniバッグが完成しましたと、お写真が送られて参りました。asano_lokelani_bag3_800

どうでしょう。とってもステキです。黒で作ることを想定してデザインしたものですが、このように柔らかな雰囲気で作られているのもまた新鮮で、素晴らしいと思いました。バッグというのはただ袋にすればいいというものでは無いことを、いつも思うのですが、これはLokelaniの色に近い、ドット柄の持ち手がつけられているところに、んんん、考えたな。と感心たしました。
みなさんそうなのですが、キルト部分をアップにして、お写真をお送りくださるのですが、わたくしの気持ちとしては、全体のお姿を拝見したいと思うのです。せっかく超かわいい持ち手をお使いになっておられるので、皆さんもきっとバッグ全体をご覧になりたいと思うのではないでしょうか?どうかバッグのお写真をお送りくださるときには、持ち手が切れないように撮影をお願いいたします。
Asano様はそんなわたくしの気持ちをお察しくださったようで、asano_lokelani_bag2_800こんなお写真を一緒に添付してくださいました。気づいていただけますかしらん。中が、ネイビー×白のドット生地になってるようです。持ち手と同じ大きさのドットで、わたくしは、色→柄→柄というふうに、バッグ全体で、互いにイメージをやりとりしているような感じに仕上げられているのです。ご本人様も、
「イメージしていた通り、自分的にはとても満足のものになりました。
すぐ使おうと思っていましたが、しばらくは飾っておきたいと思うほどです。
とおしゃっておられますが、そのお気持ちがよくわかります。これをお使いになったら、まわりの方がきっと素晴らしいと褒めてくださることと思います。「すてきね~、自分で作ったの?すごーい。わたしも欲しい。」なんてわたくしも一緒になって言いたいくらいです。このブログでも、圧倒的にバッグをご紹介する機会が多いのですが、びっくりするような作品がこのジャンルでたくさん拝見することができるということは事実だと思うのです。持ち手に飾りも付けられていて、大切にお使いになるのだろうことが伝わってくるLokelaniのバッグです。
asano_lokelani_bag_800夜になって、Asano様から、もう一枚お写真が送られてまいりました。新しいお写真の方がバッグの全体の雰囲気がより強く伝わってまいります。なので、こっそり差し替えてしまいました。
最初のお写真もきるとの部分がよく見えるので、少し小さくしてご紹介させていただいておきます。クリックすると大きくなるので、こちらもどうぞご覧ください。お仕事から帰ってこられてお忙しい中、新たに写真をお送りくださり誠にありがとうございます。

転んでしまいました

プリントマクドナルドのハンバーガーを、次男が食べたいというので、わたくしはドライブスルーを利用し、マックをゲット。車から降りてハンバーガーを手に、集合住宅である、自宅にるんるん歩いておりました。車いす用のスロープをいつもの通り、歩き、スロープの押し返し近くで、ななななんと思いっきり転んでしまったのです。わたくしのくつひもがほどけて、ひっかかっり、あっやばい、と思った時にわたくしは転び、頭をぶつけてはいけないと、手をつき、マクドナルドの袋をぶちまけて、スロープで転んだのです。目の前で袋の中からコーラやコーヒーがじわじわ流れ出して来るのが見えて「あ、終わったな」と。でも「ど、どうしよう、ころんだし、マックやばいし。」
こういう時、大人なら、ちゃんと後片付けのために拾うのでしょうが、わたくしは子どもの頃から、食べ物を落とすとその場から逃げ出す癖があるようで、そのまま自宅に戻り、次男に「転んじゃったよ~。マック落としちゃったよ~。」と泣きつきました。次男は「どこ?」とすぐにわたくしが残しておいてきたマックの袋を拾いに行ってくれました。

わたくしの方は、結構な大けがで、右手のひらからは血、右肘、右膝が激しく痛い。腰も打ったようで、右半身がずきずき。ああやっちまった。それから、本日までの数日間傷の痛みと、打撲の痛いとに苦しんでおりました。
マックはドリンク以外は、被害はなく、無事に食べることができたので、次男に感謝。なんとなく、この日は、買い物に出るときに、次男について来てほしいと思ったのは、何か起こりそうだという予感があったのかもしれません。まさか、それが、わたくしの転倒とは思いませんでしたが…。
そんなこんなで、痛い身体を引きづりながら、月末近くになると忙しくなるので、痛い痛い言ってられません。tiareT

で、今月はわたくしの嫌いなTシャツデザインとカジュアル用ファブリックの作業を行いました。なんで嫌いなのかと言えば、こうして展開しても、なかなかお金にならないからなのです。ここに掲載している生地もTシャツもぜーんぶ没。あれも見たいこれも見たいって、言うけれど、タダならわたくしも見たい見たいって言いたいなって思います。ちなみに上の画像生地のモチーフは「ラウアエ」。これ全部わたくしが手で描いています。もちろんTシャツのティアレも同じモチーフは手描きでございます。これ意外にもいっぱいデザインして、2つしか採用になりませんでした。

こうして、没になったデザインを公開しておくのは、後になって没のデザインが商品になってしまっているという恐ろしいことが起こるのです。パターンと同じで、型を買ってくだされば何百枚のTシャツをお作りになっても結構なのですが、没になったものを商品にしないでくださいねって言いたいです。
それじゃあ、あまりに踏んだり蹴ったりでしょ、わたくし。だから転ぶのかもしれません。

シンプルなクラウン

「息子からのリクエストのクッションができました。ファスナーつけで苦労しました(^-^;」と、Nakahira様よりクラウンのピロー作品のお写真が送られて参りました。しっかり中綿を入れて、さあ、今日から使うぞーという心意気を感じるさわやかな作品です。nakahirra_crown_kansei_800

白ベースってハワイアンキルトらしくていい!また、息子さんのお部屋に置かれていたら、かっこいい!そういえばNakahira様はベースは白が好きっておっしゃっておられたので、もしかしたらハワイアンキルトに関する多くの情報をお持ちになっておられるのかもしれないな~なんて思っております。クラウンは、Yellowベースに赤か紫で作ることが多いのですが、白+青は、ロイヤルシンボルズで男性に贈られる場合に使用されることがございますので、Nakahira様はそのことをご存じだったのでしょう。なので、これを息子さんに使っていただくということをお知らせくださったので、なーるほど。と深く納得させていただきました。
息子さんはなんておっしゃったのでしょう?気に入ってお使いくださるでしょうか?わたくしも、ほぼ成人した息子二人がおりますが、わたくしのことなど、運転手もしくはまかないのおばちゃんとしか思ってないんじゃないの?って思うことが多い最近です。なので、おかんの作ったものに興味を持ってくださる素敵な息子さんがすこしうらやましい気がいたします。

東京マラソンまっただ中

わたくしたちの会合は、毎年東京マラソンの日と重なります。去年もおととしも、その前も…。今年もやっぱり東京マラソンの日に重なり、往復のランナーが通る銀座は長時間交通規制が入り、わたくしたちも晴海通りを多くのランナーが走るのを遠くから「走ってる、走ってる」といいながら、みんなでうろうろしておりました。kaori_heliconia1_800

本日の傑作はこちら。Kaori姫が作ったハンギングヘリコニアのポーチです。口に金具を入れて形を作り、大きめのマチで、ぱっくり口が開く大変使いやすいものです。アップリケ、キルティング、縫製など全てにおいて綺麗に仕上げられております。今回彼女は、パイピングとファスナーの処理を数日かかって考え、こんな美しい作品に仕上がりました。kaori_heliconia2_800ファスナーをあえて外に出し、端っこも写真のようになっていて、かわいらしい。結構サイズがあるので、持ち手を付けたら小さなバッグとして使えそうです。
ところで、実は他の方には申し上げませんでしたが、この作品を拝見して、少しわたくし自身反省した点がございました。こういった小物は、制作中の作品が飽きたときの箸休め的に手がけられるものだと思っておりました。ですが、このKaori姫のポーチを見て、そうでは無いのだと痛感したのです。この小さな作品の中に、他の人にはわからない様々な努力や工夫が詰まっていることが伝わってきたのです。ただひたすら美しい作品を作るためにね。そしてこういうクオリティを求めるKaori姫のような方って他にもたくさんおられるはずだけど、ハワイアンキルトの商材として用意されているものって、こういうニーズに答えられるのでしょうかしらんと少し不安に思ったのです。でも、与えられたパターンから、こういう作品が生まれてくるのは、作品制作に関する全てのプロセスが作る方の自由にできるがゆえのこととも言えるのかもしれません。キットの中から好きなものを選ぶというのとは全然違う、楽しみや、喜びや、苦労があってこそこういう作品に繋がってゆくのだと、改めて思い知らされました。すごい。

kaiho_bag_800もうひとつはKaiho先生のバッグ。ブラウン地にピンクのクラウンをシンプルに入れたものです。素材は綿サテンで、光沢があって少し高級感のあるバッグの仕上がっています。ブラウン+ピンクはみんなが大好きな組み合わせで、縫製のスキルの高いKaiho先生の手によって、市販のバッグのようなクオリティです。
正式なハワイアンキルトのジャンルにバッグは無いということを、さんざん書いております。それでも、ニーズがあるということを十分理解しておりますわたくしたちは、常に日常普通に使えるハワイアンキルトのバッグについて、追求を深めております。デザインはもちろん、仕立てや組み合わせる素材などを探し、製品としてご提案できるバッグを探し続けております。また、こうして製品となったバッグは、日本で、日本人の手によって、国内で制作されている手工芸です。なので、いつかブランドバッグのように、高価なプライスでやりとりされるものになってほしいと心から願っております。
なんて、人々がマラソンで盛り上がる中、全く無関係なわたくしたしは、互いに「お願いだから、東京マラソンに出るって言わないでよ。」と言い合うのでございました。

甲府からの便り

バレンタインが過ぎて、気づけばもうすぐひなまつり。お店にひなあられが並んでいるのを見ると、ああもう春だな~と思うのです。そんな中、ひさしぶりに甲府の村上先生より、いくつかのお写真が送られてまいりました。hinamatsuri2_800

まず最初は、HInamatsuriの作品です。これはもともと100×100cmのサイズでデザインしたパターンですが、これを制作してくださった方は、ケアハウスで暮らして居られる方です。大きな作品を仕上げるのは大変ということで、パターンの中から男びなと女びなをトリミングして各1枚づつの作品として仕上げてくださいました。男びなは、ブルー系の世界に、女びなはピンク系の世界にそれぞれ、シンプルに配置されていて、考えてみれば、おほなさまのキルトって、これだけで十分なのねと改めて感心いたしました。ちょっと豪華な金の額に入れてお部屋に飾られるなんてステキ!と写真を拝見してうれしくなりました。ウォールハンギングの季節のパターンのいくつかは、モチーフひとつひとつをバラバラにすることができます。上手なパターンの使い方だなあと、村上先生にも感心いたしました。さすがです。

これと同時に、Ogawa様が手がけられておれらたHawaiian Gardenが、完成しました~と、この写真も送られて参りました。ogawa_hawaiiangarden_800

ベースにだけムラ染めを使い、他は全てソリッドの生地で作られています。パターンの背景にある雲を入れなかったのは、むら染めの雰囲気を大切にしたいというお考えだったのでしょうか。また、キルティングが入るとそれぞれのモチーフに立体感が出ていい感じ。このデザインは、ココナッツリーフがとっても大変。ですが葉脈のキルティングが入ると、ぐぐぐぐぐっとステキになります。そのほかにラウアエ、ハイビスカス、バードオブパラダイス、プルメリア、ナウパカ、アンスリウム、モンステラと花のオールスター勢揃いさせたパターンなので、飽きずにお作りいただけたかな?と作品から伝わってくるメッセージを受信させていただけました。いいね。素晴らしいね。うらやましいね。色がいっぱいあると楽しいね。雰囲気のある素敵な作品で、お作りいただけたOgawa様に心から感謝させていただきます。
yoda_bed2_800
ところで、村上先生の教室は、ほとんどの方がベッドカバーを制作されているといううらやましい教室です。その中のお一人Yoda様のベッドカバーに綿をサンドイッチしましたとご報告をいただきました。このRoyal Crown Single3は、ベッドカバーを作りたいけれど、あんまり複雑じゃないもの。クラウンを入れること。シングルサイズのベッドカバーであること。などのご要望をいただいて描いたものです。このパターンの特徴は、直径1mを超える大きな王冠です。またこれが、宙に浮いているので、合わせるのが大変なデザインです。ですが、そのシンボリックでわかりやすいデザインなので、サイトのベッドカバーパターンの中では、入手くださる方が、多いデザインのひとつです。Yoda様は、ベッドカバーらしい落ち着いた色の組み合わせで制作してくださっていて作品のさいたいの雰囲気は伝わって参ります。この後キルティングされて、もっともっと素敵な作品になるのだと思うと、わくわくいたします。
加えて素晴らしいと思うのは、ベッドの綿を挟むときは、教室の皆さんが協力して作業を行っておられる姿が、お送りいただいたお写真のいくつかから拝見できることです。Yoda様の作品なのに、他のメンバーの方々が、楽しそうにお手伝いされていて、きっと「いいね~ステキじゃない。」とか「裏はこの柄にしたの?」とか、作品に関する楽しい会話がされていそうで、楽しそう。
最後は村上先生自身の作品で、Queen Emma’s Royal Monogramです。kazuko_emma1_800

110×110cm、2分の1のパターンです。アップリケが終わり、これも綿をはさみ、しつけをかけた状態です。綿は今回シンサレートをお使いになるそうです。これは、色がナイス。エマリリーの色が作品全体から伝わるような組み合わせで制作してくださっています。さすが先生。エコーがたくさん入るデザインなので、アンティークな雰囲気に仕上げられる、王室好きの方のおすすめのデザインです。それにしても、甲府の方達ってみんなすごい。そう思いませんか?

自分の値段

Asano様が先日ご紹介させていただいた、キーケースについてのお問合せをくださいました。メールでお返事させていただくために文字を入力しておりましたら「キーケースのキット」が「ケーキのキット」に見えて、ん?間違えたかな?ああ大丈夫だ。よかった。メールを書きながら、昔からカタカナが苦手なことを思い出して一人で苦笑。年とったなー。特にひどいと思ったのは、ショッピングモールの駐車場に貼られていた「カラブカシ禁止」が「カブトムシ禁止」に見える。バーミヤンの「スープバー」が「スーパーブ-」に見える。
駐車場で「なんでカブトムシがだめなの?」って息子達に聞いたら、「病院行ったら」と言われたことを思い出してしまいました。どんなに大人になっても苦手なものは苦手です。まだまだ出来ないことがいっぱいあるなー。
shimamura_mango_500というのは、最近教室をスタートさせたShimamura様もわたくしと同じように悩んでおられる雰囲気がございました。おそらく指導者になられたことで、今まで見えなかったことが見えてこられたのかもしれません。いろいろな教室で、インストラクターになるためのプロセスを踏んで、晴れて先生になられたとしても、それって本当に平気なの?先生なんて急に言われちゃっても大丈夫なの?
もともと、手作り関連の資格というのは全て民間資格だから、課程を踏んでも踏まなくても、自分が決めた時からどんな方でも先生になれる自由さがあります。これこそ資本主義の醍醐味なのだけれども、この自由の恐ろしさを、どれだけの人が感じているのかは全く不明です。
Shimaura様は、きっとこの自由の恐ろしさに気づいたのかもしれないなんて思うのです。
何もかも、自分で決めて、誰の重言も受けることなく、進む方向をたった一人で決める。自分のビジネスに必要な知識や情報を選んで集めることや、人に教えられるスキルを身につけることや、自分の値段をいくらにするのが妥当なのかということなど、どう選んで、どうお金に変えてゆくのかなんて、そう簡単にできることではないから、悩むに決まってます。
わたくしの仕事も工業デザインからスタートして、文字や、製品、グラフィックなどいろいろ手がけて来ておりますが、わたくしたちデザイナーにも資格は一切ございません。取れる資格といえば溶接ぐらいのもので、わたくしは、その溶接の資格すら持っていません。ですが、今も昔も資格も何も無い中で、ちゃんと暮らしを支えて来られておりますし、日々ひとつでも出来ないことをなくそうと努力は惜しまず歩んでおります。
Shimamura様は、キットを売って、もし買ってくださった方が、作品の完成ができなかった時には、ご自分が費用をいただいて、完成させてあげます。というサービスを開始されています。
そんな親切なことをお考えになるなんて、本当にいい人。だけど仕立てのお値段の設定に苦労されておられます。わたくし自身は、日本人が手作りするものなら、それなりのプライスを設定すべきだと思いますし、作品が製品としてが高い値段で流通してほしいと願っております。きっと今、ご自分のお値段についてすごく考えておられると思います。
写真のマンゴーのキットも、仕立てのお値段を設定して販売されたのだそうですが、すぐにキットとして売れちゃったそうです。彼女のところにも、作る方だけが集まるのかもしれないから、しばらく仕立てのことは考えなくてもいいのかもしれません。

ブラウンのロケラニ

タブーなブラックバッグシリーズのパターンを、タブーでない色でお作りくださっているのが、Asano様です。アップリケが間違っいる躊躇があるのですがなんていっしゃっておれらますが、どうでしょうこの素敵なロケラニ。asano_lokelani_800

パターンをご注文くださった際に、すでにこの色でお作りになりたいと強いイメージをお持ち下さっておられたものがこうして作品に仕上がりつつあるのは、嬉しい限りでございます。アップリケなどはそれぞれの方の受け取り方で、自由に仕上げていただいていいと思って居るので、このお写真を拝見して逆にAsano様のスキルの高さを感じます。タブーの黒とはまた違った雰囲気で、こういうのもとてもいいな~。生地に光沢があるように見えるので、綿サテンかな?バッグになるのを早く見たいな(プレッシャーをかけている訳ではございません。)と思うのです。

パターンを見て、作品をイメージできるという方はとても創造的な方だと思います。ましてやサイトで参考に色をつけたパターンでご紹介させていただいているのに、全く違ったイメージで作品を作ろう!と思ってくださるなんてすごいです。わたくし自身、パターンを描いていて、いろんなことを考えます。全て8分の1や4分の1のパターンばっかり並べても仕方ないなと思うので、箸休め的にイレギュラーなパターンを作ります。前にも書きましたが、ハワイアンキルトにはバッグのジャンルというのは正式にはありません。ですが、日本でハワイアンキルトを作りたいという方は、絶対にバッグを作るということを希望される方が多いので、自由にデザイン提案できる楽しさがあるのです。また、Asano様のように、こんな感じでも作れますとご提案くださることで、パターンの新しい一面を見るような気がするのです。

写真からみなさんの制作過程を拝見できるのも興味深い。しつけの仕方などを拝見する限り、わたくしたちとはまた違う手法があることを教えられます。どんな作り方なのか興味がわいてきます。このサイズなので、フープが使えず、綿がずれないように、細かめのしつけをされているのでしょうか?それともお写真をお送りくださるためにわざわざフープを外してくださったのでしょうか?とかもういろいろ考えてしまうのです。サイトでも教科書を販売させていただいておりますが、わたくし自身はその手法が絶対に正しいと強制するつもりは全く無いので、教えて教えてって思うのです。

季節はずれのハロウィン

昨日の続き。これは2/1パターンのハロウィンをカットされたものです。見本の色合わせを反転しました。とこのお写真をお送りくださいました。nagao_helloween_800

実は、わたくしも反転されたものを見るのは初めてなので、へー。なるほど~こっちもいいなと思いました。これをデザインしたのは、ハロウィンの出演者をなるべくたくさん入れて、1枚作れば、毎年使えるものにしたいという風に考えました。ここ数年で、バレンタインやホワイトデーより経済効果が大きいくなったというハロウィン。箸休め的な小物でやりすごすイベントから、このくらい大きなタペストリーの作品があってもいいじゃない。また、2分の1のパターンにすれば、多くのモチーフを入れることも出来るし、少し複雑でもカットがしやすく、多くの方に楽しい作品制作のお時間を持って頂けるにちがいないと考えました。ハロウィンは、夜のイベントで、本当は黒を使いたいところなのですが、これほどのサイズのものに、黒を使うのは気がひけるので、パープル+オレンジでハロウィンらしさを出そうとしたことを思い出しました。
季節はずれのハロウィンですが、100×100cmのきちんとしたサイズのあるタペストリーを今年のハロウィンまでに余裕を持って仕上げようとするのなら、今から制作を開始することも、ありなのかしらと思います。色を反転させただけで、また雰囲気が大きく変わるので、この作品の完成は、とても楽しみです。
nagao_plumeria_800nagao_monstera_bag_800これと一緒に、バッグの進捗写真も送られて参りました。大きいのがバッグの面、小さいのがマチ部分に付くポケット部分です。上がプルメリア、下がモンステラ。プルメリアのほうは、ベースに彩度の低いグレー系の色を持って来て、バッグとして実用性と洋服の色を選ばない活用性をお考えになっていて、おしゃれなバッグに仕上がりそうです。
それに反して、モンステラのバッグは、ハワイアンキルトらしい、元気いっぱいのバッグだな。少し若い方がお持ちになるのかな~と思いました。

HK様は、色合わせがいつも上手だなと感心させていただいております。特にモンステラ。ベースのターコイズは、限りなく青に近い緑で、基本的にその青に近い緑の濃淡でいくつかの葉をレイアウトしてあります。その中に1枚だけ、黄色に近い緑を入れることで、上に1つだけ乗っているプルメリアの黄色が浮いてしまわないように配慮されている。うーん素晴らしい。センスいー。
彼女はフィエスタコットンを使っておられるそうですが、これもそうなのかな?製造中止がささやかれているこの材料。ロットによって色が違うという大変さがあるけれども、厳選された63色は、ハワイアンキルトにはぴったりラインナップだったな~と思い出すのでございます。

ウォールハンギングの素晴らしさ♪

気づくと2日ばかり更新をさぼっております。このまま更新を放置すると、ご紹介したい作品がたまって行ってしまいます。また、お送りいただいたお写真を拝見していて、わたくし自身ほんとうに色々なことを考えてしまうのです。おそらくわたくし自身、皆様がお考えになっている以上にお送りいただいたお写真を、一生懸命拝見させていただいていからなのだろうと思うからです。特にカットされ、制作に入る前のものから、いろいろなノウハウを教えられるのです。なるほど、そうなのか?ってね。
本日は久々の登場、あの三ヶ月半でベッドカバーを完成させたHK様のものです。nagao_anthrium_800

まずは、アンスリウムのウォールハンギングです。オーダーされた生徒様のご希望で、グリーンのアンスリウムを描きたいというものです。この色のアンスリウムは、実際に存在することは知っておりましたが、赤やピンクをイメージしていたわたくしにとっては新鮮な衝撃を受けました。へーいいじゃん。なるほね~。とすんなり受け入れようとしておりましたら、あれっこれってどうしてこういうしつけなの?って思って今一度メールを読み直しましたら
「初めて大判キルトに挑戦される方なので、仮のしつけをしてお渡しします。」
なるほどー。しつけの仕方からやってみよう。ということだったのね。と納得しました。

ハワイアンキルト作品で、ウォールハンギングの定番サイズは110×135cm。お選びくださったこのアンスリウムのデザインは中心部分が8分の1フレーム部分が4分の1という超基本的な構成のパターンです。わたくしたちがお伝えしたいハワイアンキルトの手法では、デザインの要素をなるべく8分の1におさめ、その回りを囲うように4分の1のパターンで長方形のフレームを感じさせる要素にして、このサイズになっても基本のハワイアンキルトらしいパターンをイメージさせるように考えてデザインしています。
また、110cmというのは、生地巾いっぱいに使うという最も無駄の出ないサイズです。前にもこのブログにも書きましたが、キット制作をする指導者の立場からすれば、材料的に最もロスのでない商品になるし、制作される生徒様にとっては、達成感あるサイズで人に自慢して見せることの出来るサイズでもあるので、わたくしたちは大好き!ウォールハンギングはゆとりの国の王子も認めるwin winのアイテムだと思うのです。

同時に、このサイズのカットが完璧にできれば、あとは何でも来い!ってなる最初のアイテムだと思うので、わたくしたちも、日々カットの練習に最も導入しているサイズです。わたくしのサイトで販売している「ハワイアンキルトの教科書 第二版」でも最も詳しく説明を加えているのです。なんと、親切に、裏の当て布の作り方までも説明させていただいております。

そして、みなさんのお送りくださるお写真を拝見していてふと思うのですが、ウォールハンギングのカットに特化したカット&カラー講習会を開催しようかと考えてしまいます。教科書には書ききれない細かなことを、みんなで集まって勉強するのも楽しいかもって思うのです。どうなんだろうね。

HK様は、他にもカットしたお写真をお送りくださいましたが、続きは明日。

パイナップルのショルダーバッグ

タブーのブラックバッグシリーズ、これがあることを皆様にお伝えすべくKaiho先生から、送られて参りましたお写真をご紹介させていただきます。モデルになってくださったのは、Kaiho先生のお嬢様です。このバッグをご利用になるのは、すでにご結婚されたお姉様の方で、ご主人様と自転車に乗ったりするときに使ってくださるそうです。kaiho_pineapplebag_800

これは、黒+モチーフの色でいくつかデザインしたもので、キットもご用意致しております。マチの部分は黒の帆布を使っておりまして、詳しいバッグの形状については、キットのページにいろいろな角度の写真を掲載いたしておりますので、是非ご参照ください。
Kaiho先生もとっても綺麗に作品をお作りになります。パッチワークの指導者としての資格も持っておられる彼女は、おなじ教室で両方を指導するという貴重な教室を主宰しておられます。
ハワイアンキルトで、黒を使うことはタブーとされています。そのことを十分に理解した上で、このシリーズをデザインしました。バッグならいいんじゃないかしらんと少し甘えたことを考えたのです。シルエットで各モチーフを表現するには黒が一番濃い色なので、えーい、黒を使ってしまえー。
で、結構おもしろいシリーズが出来上がったと思っています。わたくしが特に気に入っているのがLokelaniです。表現が難しいバラを、超楽しく作っていただけるようにドアップにしたものです。IMG_0477
これ、これです。これをバッグに仕立てて持って歩いたらステキじゃない。これと同じ思想で、他にハイビスカス、プルメリア、モンステラ、ティキなどのデザインがございます。ティキは、PUNAちゃんが作ってくださり、プルメリアは村上先生が、ハイビスカスは北村先生が、どれぞれ作ってくださいました。巾30cm高さ29cmの使いやすい大きさのパターンなので、ショルダーでは無い形に仕上げても、ワンマイルバッグとして使いやすい大きさなので、おすすめのデザインです。